日経新聞の記事(↓)によると、このところ電子ピアノの売れ行きが好調だそうだ。コロナ禍の中で在宅勤務など家にいる時間が増え、若い世代を中心とした「休眠層」の購入が増えていると書いてある。
✏️電子ピアノ、コロナが生む商機 巣ごもり需要取り込む
カシオ Privia PX-S1000 |
そういう人たちが「巣ごもり」時間が多くなったときに、「そういえば、もう一度ピアノやってみようかな…」という感じで、比較的お手頃で、近所迷惑にもならず、ネットでもすぐに買える電子ピアノを購入しているといった状況のようだ。
電子ピアノはアコースティック・ピアノと違って、同じ機種であれば個体差がほぼゼロと思われるので、ネットで買うのもあまり抵抗がないのかも知れない。でも、機種による弾き心地の違いはかなりありそうな気もするが…。
私などは、家電や電子機器をネットで買う場合でも、現物を確認するために電気屋さんに行くことが多いのだが、これは昭和世代だからなのかな…(^^;)?
なかでも、巣ごもり需要を顕著に取り込んだのがカシオ計算機だそうで、『カシオ Privia PX-S1000』という 2019年 2月発売の機種が売れ筋のようだ。
「6万3600円前後(Amazonでは¥57,800)と比較的低価格ながら88個の鍵盤を備え、打鍵の強さに応じて音色が微妙に変わるなどグランドピアノを念頭に置いた本格さ…」
を追求した機種で、購入者の 5割近くが 20~30代とのこと。
『カシオ Privia PX-S1000』
データによると、2020年の国内の電子ピアノ販売台数(楽器店の販売台数は除く)は、前年比11%増。販売台数上位の機種には、上記のカシオ PX-S1000をはじめ、ヤマハの「P-125」や、コルグの「LP-380」など「5万~7万円で意匠性の高い若者向けの商品」が並んでいる。
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また、中高価格帯に強みを持つローランドでは、インテリアとの調和を意識した「F701」(11万6000円前後)、ファミリー層の顧客が多い河合楽器は「CA49」(21万4500円)などが人気となっているようだ。
河合 木製鍵盤電子ピアノ プレミアムホワイトメープル調仕上げ CA49A
各社とも注文に追いつかないような状況で、増産に力を入れているようだ。暗いニュースが多い中で、こういう記事はちょっといいかも ♪
といっても、私にはまったく関係ないのだが…(^^;)。まぁ、ピアノ愛好家の人口が増えるのは、なんとなく嬉しい気持ちにはなる ♪
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