シューベルトの即興曲 op.90-1 を練習し始めて 1週間ほど。この曲は、時間にして約 7分30秒、楽譜でも 9ページと長いので、譜読みにちょっと時間がかかってしまった。
少し前に、この曲の構造分析をした資料を見つけて、練習する単位としてのブロック分けもこれに従うことにした。
次のように、7つのブロックと短いコーダからできている。
- A: 1-41: Cm
- B: 42-74: A♭: 三連符
- C: 75-95: A♭→Cm
- A1: 96-124: Cm
- B1: 125-152: Gm: 16分音符
- C1: 153-168: C→Cm
- A2: 169-193: C
- Coda: 194-204: C
昨日でやっと譜読みが終わったので、9日間かかったことになる。1ページに 1日 1時間。私の実力レベルを考えるとそんなものか?…よく分からないが、まずは一段落…(^^)♪
とても歯が立たないような「難所」はなさそうだが、オクターブや和音連打が続いたり、ポリリズムがあったりで、満遍なく難しいとも言えるかも知れない…(^^;)?
ただ、「B1」ブロックの 16分音符のところ(↓)はちょっと難しそう。右手 5の指でしっかり旋律を弾きながら、同じ右手で 16分音符のアルペジオで伴奏をつけ、さらに左手で半拍遅れの「合いの手」?を入れなくてはならない…。
あと、この直前まで「三連符」に慣れてしまっているので、頭の、リズム感の切り替えが必要になる。やや「戸惑い」のようなものを感じる。
それから、冒頭 5小節目から出てくるスタッカート(私が使っている楽譜ではスタッカーティッシモになっている)をどう弾くかも悩みのタネだ。「悩み」というより練習すべき「課題」か…(^^;)。
弾き方の参考に動画を探してみた。ソコロフのように(↓)弾けると最高なのだが、まぁ「見果てぬ夢」みたいなものか? 参考にはしてみたい ♪
ということで、今日からはブロック単位に部分練習に取りかかろうと思っている。
あと、今は忘れたふりをしているが?…この曲は「暗譜」が難しいかも知れない。似たような部分が多いし、和音のちょっとした変化もたくさん…、それに長い…(^^;)。
まぁ、ちゃんと弾けるようになるのが先なので、暗譜についてはもう少しあとに悩むことにしよう ♪
それにしても、ここ二、三日急に初夏のような陽気になってきた。最近の日本の気候から、過ごしやすい春や秋がなくなりつつあるような気がするのは気のせい…(^^;)?
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