2021年4月10日土曜日

久々のモヤモヤは重症?弾きたいピアノ曲が思いつかない…

久しぶりに「モヤモヤ」している。

メンデルスゾーンのフーガ(op.35-4)を中途半端な感じで「打ち切り」にして、気持ちも新たに(気を取り直して?)次の選曲にとりかかっているのだが…。

なんだか、今ひとつモチベーションが上がらず、試し弾きをしていても、自分で分かるくらいに、ピアノの音にも元気がないのだ…😢…。




今年は「幅を広げる ♪」というのをテーマにしている。ピアノの練習では、これまで弾いたことのない作曲家の曲に取り組むことを目標に、少なくとも 5人は新しい作曲家の曲を弾きたいと思っている。




なので、これまでに F.リストの超絶技巧練習曲 S.139-3「風景」と、F.メンデルスゾーンの「6つの前奏曲とフーガ」から op.35-4 の「フーガ」を練習した。(二人とも初めて弾く作曲家)

リストの方は「超絶技巧練習曲」の中の曲が(一番易しい曲であるが…)練習できたことの満足感と、曲もわりと気に入ったので、やって良かった ♪…と思ったのだが…。

メンデルスゾーンの方は、最後まで曲の構造や内容がつかみきれず、とりとめもない練習に終始してしまった。反省すべき点もあるとは思うのだが、私には「合わない」というのが、現時点では一番しっくりくる感想(判断?)だ。


その「打ち切り」の後遺症という訳ではないと思うのだが、何だか…、分かりやすく言うと「やる気が低下してしまった」ようなのだ…😞。

選曲の方法にも問題があったかも知れない。

これまでに弾いたことのない作曲家の曲をもう一つ練習してみようかな?…と、あまり深く考えずに、候補に挙げていたスクリャービン、プロコフィエフあたりと、家にある楽譜から適当に(グリーク、チャイコフスキー、アルベニスなど)見ていたのだ。

…が、どれもピンと来ず、だんだん訳が分からなくなってしまった。

で、次の日は、モーツァルトのピアノソナタなどをパラパラと見ていったのだが、この時点ではすでにモーツァルトの気分ではなく…。


…といった感じで、現在の気分は「超低調」…。

原因はよく分からないが、先が見通せないコロナ禍(長すぎる…)もあると思う。 1年以上コンサートにも行っていない。オンラインでのコンクールも楽しめていない。

弾きたいと思う曲のきっかけになるもの(生やリアルタイムでの素晴らしい演奏など)がほとんどなくなってしまった。YouTube などではやはり限界がある。

ピアノの腕がなかなか上達しないのも原因の一つなのかも…(^^;)?


そんな中で、昨夜寝る前に聴いた 85歳のお婆さんの弾くシューベルトはちょっとした「きっかけ」になるかも知れない。


元々がちゃんとしたピアニストだったと思われる「技術」も凄いのだが、感心したのはその力強さとしっかりしたピアノのいい音、そして曲の最後まで途切れない気力・体力。それに、弾いているときの表情がいい。真剣に音楽に向かっている人の顔だ ♪

今の自分の状態がとても恥ずかしくなった…(^^;)。少し元気も貰えたかも ♪


…ということで、今日は昨日よりは少し「やる気」も回復しつつあるかも知れない?

で、とりあえずのプランは…。

まずは、甘納豆(好物😄)を食べながら珈琲を飲んで、そのあと日向ぼっこしながら庭仕事をして、気分の回復を待つつもり…(^^;)。

そして、今日のピアノの時間には、シューベルトの曲を見てみようと思う。それと、基本?に立ち返る意味でバッハの「平均律」も試し弾きしてみたくなった。

「朝のこない夜はない」「冬来りなば春遠からじ」である…(^^)♪

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