✏️トリフォノフ、ゲニューシャス、カントロフ、アルミンクがディアパゾン・ドール2019を受賞しました
ディアパゾン・ドール2019(Diapason d'Or 2019)というのは、フランスのクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」が 2019年の優れた録音作品を表彰する賞。
その中の「ピアノ」部門で、ダニール・トリフォノフとルーカス・ゲニューシャスが、「若い才能」部門でアレクサンドル・カントロフが選ばれた。
受賞した録音(CD)は次の通り。
ダニール・トリフォノフ
『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第4番 他』
ルーカス・ゲニューシャス
"Prokofiev: Piano Sonatas No.2, Op.14 / Piano Sonata No.5, Op.38/135 / 10 Pieces for Piano, Op.12"
アレクサンドル・カントロフ
"Saint-Saëns: Piano Concertos"
ちなみに、この 3人との個人的な出会いと感想は…。
トリフォノフという名前を認識したのはいつ頃か、実ははっきりしない。最初の頃はあまり好きではなかったことは覚えている。オーバーアクションというか弾いている時の「顔芸」があまり好みではなかったのだ。
《ピアニストのオーバーアクション・顔芸とピアニズム!?》
でも、そのうち好きになり、一度は生で聴いてみたいピアニストの一人になっている。この頃(↓)からお気に入りになったのかも知れない。
《早くも次の曲!?シューベルトのピアノソナタ第18番 ♪》
ゲニューシャスとの出会いは、ルカくん(リュカ・ドゥバルグ)が活躍したチャイコフスキーコンクール(2015年)である。2位になったゲニューシャスは割と気に入っていた。
《2015年チャイコフスキーコンクールの結果発表 ♪》
ところが、ラフォルジュルネで聴いた時のゲニューシャスは練習不足丸出しという感じで、あまりよくなかった。それ以来、頑張ってほしいと思っているピアニストの一人。
《ラフォルジュルネ:ゲニューシャスくん!》
カントロフは、まだ記憶に新しい今年のチャイコフスキーコンクールでのグランプリ受賞。私の好みかどうかは現時点では微妙だが、とても気になっているピアニストだ。
《チャイコンGalaコンサート ♪ カントロフGrand Prix!》
KAJIMOTO がアジアでのマネジメントを引き受けていて、来秋には来日の予定らしい。トリフォノフとともに「ワールド・ピアニスト・シリーズ 2020-2021」に組み込まれる。
聴きに行こうかな、曲目によるかな…(^^)?
なお、Diapason d'Or 2019 の他の受賞者はフランス語の記事(↓)をどうぞ。アルテミス四重奏団が受賞した CD で、エリザベス・レオンスカヤさんがショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲を弾いていたりする。
✏️Palmarès des Diapason d'Or 2019
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