でも、クラシック関係は一般的にはあまり話題になることもないし、残念ながらピアノ(鍵盤楽器)に特化した部門は存在しない…。今回(第61回)のグラミー賞でノミネートされたクラシックのピアニストはざっと見たところ3人くらい。
ノミネートと受賞者の一覧はこちら(↓)にある。
✏️2019 GRAMMY Awards: Complete Nominees And Winners List
✏️第61回グラミー賞授賞式(wowow)
クラシック分野の賞は下記。
- 最優秀録音アルバム(クラシック)
- 最優秀プロデューサー(クラシック)
- 最優秀オーケストラ・パフォーマンス
- 最優秀オペラ・レコーディング
- 最優秀クラシック合唱
- 最優秀室内音楽/小編成パフォーマンス
- 最優秀クラシック・インストゥルメンタル(ソロ)
- 最優秀クラシック・ヴォーカル・アルバム(ソロ)
- 最優秀クラシック作品集
- 最優秀コンテンポラリー・クラシック・コンポジション
ピアニストがノミネートされていた(残念ながら受賞は逃した)部門は下記の2つ。
6. 最優秀室内音楽/小編成パフォーマンス
(78. Best Chamber Music/Small Ensemble Performance)
For new recordings of works with chamber or small ensemble (twenty-four or fewer members, not including the conductor). One Award to the ensemble and one Award to the conductor, if applicable.
STRAVINSKY: THE RITE OF SPRING CONCERTO FOR TWO PIANOS
Leif Ove Andsnes & Marc-André Hamelin
Stravinsky: the Rite of Spring
7. 最優秀クラシック・インストゥルメンタル(ソロ)
(79. Best Classical Instrumental Solo)
Award to the Instrumental Soloist(s) and to the Conductor when applicable.
BARTÓK: PIANO CONCERTO NO. 2
Yuja Wang; Simon Rattle, conductor (Berliner Philharmoniker)
『ベルリン・フィル / アジア・ツアー 2017 ~ ライヴ・フロム・サントリーホール』[5SACD Hybrid+1Blu-ray] (↓)の1枚目のCDと思われる。
つまり、ピアニストとしては、2台ピアノの「春の祭典」を演奏しているレイフ・オヴェ・アンスネスとマルカンドレ・アムラン、それからバルトークのピアノ協奏曲第2番を弾いたユジャ・ワンの3人が目についただけ。
ピアニストとピアノ作品の作曲家に頑張ってもらって、もう少しピアノ曲がノミネートされたり受賞するといいと思う…。
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