2019年12月26日木曜日

変奏曲の勉強⑤:第5変奏、右手の装飾が難しい…

ベートーヴェンの「6つの変奏曲 WoO.70」で変奏曲の勉強をしている。第5変奏は、テーマの旋律が左手に登場し、それに対して右手は軽やかな 3連符で飾り付けをしていく。




旋律自体はそれほど変奏されていない(重音にはなっているが…)ので、元のテーマの音を探すのは比較的楽だった。

下の楽譜の 1小節目のようにちょっと変化している箇所はあるが…。




…で、変奏曲の勉強としては、左手は容易に想像できる範囲なのだが、右手の「飾り付け」のやり方が「へーっ、そう来るのか…?」という感じで、凡人にはなかなか理解できないところもある。さすが、ベートーヴェン…(^^;)?

なので、実は練習していても、どう弾けばよいのか今ひとつピンときていない。

それと、左手の旋律をテーマと同じテンポで弾こうとすると、残念ながら私の技術レベルでは右手が速くなりすぎてとても追いつかないことになる。といって、弾ける速さにすると右手の旋律がちょっと間が抜けた感じになってしまう…(^^;)。

私にとっては、「6つの変奏曲」の中で第5変奏が一番難しいかも知れない…。



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