2018年7月31日火曜日

ピエール・ブーレーズ Pierre Boulez やはり偉大 ♪?

9月のリーズ国際ピアノコンクールの課題曲となっている現代作曲家 9人を、1月からボチボチ聴いてきたが(↓)、やっと最後の一人、ピエール・ブーレーズにたどり着いた。

《リーズコンクールの課題曲:ピアノ曲探索はここから ♪》



2018年7月30日月曜日

来日ピアニスト等:8月のTV放送予定

NHK Eテレの「クラシック音楽館」では、ジャン・エフラム・バヴゼの「ピアノと管弦楽のための幻想曲」(ドビュッシー)と、ヴィキングル・オラフソンと庄司紗矢香(ヴァイオリン)による「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ニ短調」(メンデルスゾーン)が予定されている。

BSプレミアムの「クラシック倶楽部」では、8月1日〜3日に佐藤卓史、アンティ・シーララ、アレクサンドル・トラーゼの予定。トラーゼは今年 5月23日のリサイタルから。



2018年7月29日日曜日

ホーネンス(Honens)ピアノコンクールに"collaborative concert" ♪

あと1ヶ月ほどで始まるホーネンス国際ピアノコンクールの予定表を見ていたら、セミファイナルの中に"collaborative concert" という言葉を見つけた。

ピアノコンクールで、室内楽とかヴァイオリンの伴奏みたいなものが少しずつ増えているような気がするが、こういうまとまった形でのプログラムは珍しいかも…。



2018年7月28日土曜日

ピアノを演奏することのメリット:シニアにもいい?

スタインウェイ&サンズのサイトでこんな記事(↓)を見つけた。

✏️ピアノを演奏することのメリット

「ピアノを習った子どもは賢くなります」みたいなことがメインで、お子さんのためにスタインウェイのピアノを買いましょう…(^^;)…という内容だが、「アンチエイジング」という高齢者(私…)が喜びそうな言葉も抜かりなく入っている。



2018年7月27日金曜日

ピアノ練習用の楽譜を印刷して使うワケ ♪

ピアノの練習をするときの楽譜は、ほとんどの場合 A4の紙に印刷して使っている。

最初の頃は、家に楽譜(本)がある場合そのまま使っていたが、何となく直接書き込むことに抵抗感もあり、途中からコピーして使うようになった。

それに、めくれないように「重し」(分厚い別の楽譜など)を置いたりするのも面倒なのだ。世の中には楽譜固定用のクリップ(↓)みたいなものがあるようだが…。



2018年7月26日木曜日

ルチアーノ・ベリオ Luciano Berio やはり「現代音楽」…

9月のリーズ国際ピアノコンクールのセミファイナルでは、課題曲として現代作曲家 9人のピアノ曲のうち一つを選ぶ必要がある。現代ピアノ曲の勉強のつもりでボチボチ聴いてきたが(↓)、残りはあと2人。ルチアーノ・ベリオとピエール・ブーレーズ。

どちらも大御所で、曲もまさに「現代音楽」という意味では何となく知っている感じもする。…が、本当に分かっているか?というと、たぶんそんなことはない…(^^;)。

©The Sankei Shimbun, 1996

2018年7月24日火曜日

▼ドビュッシー「レントより遅く」指使いの修正 ♪

ドビュッシーの「レントより遅く」、練習開始から 3週間以上が経ったが、暗譜がなかなか進まない。かなり「まだら」状態で、全体で 70%くらいの「暗譜率」?だろうか…。

ところで、少し前に指使いの「答え合わせ」をしてみた。自分で決めた指使いと、ウチにある楽譜、『ドビュッシーピアノ曲集(8)』(音楽之友社、安川加寿子 校註)とを比較して、参考にするためである。安川加寿子先生の校註(↓)はとても丁寧だ。



2018年7月23日月曜日

2018年来日ピアニストのチェック結果→お気に入り7人 ♪

2018年に来日するピアニストの一覧を《2018年の来日ピアニスト ♪》に、主に関東圏の公演情報を《ピアノカレンダー》にまとめている。

その中で、私が知らないピアニストを中心に「探索」(プロフィールを見たり、音源を聴いたりしてお気に入りピアニストを探すこと)をしてきた。

《2018年来日ピアニストのチェック(続)》はそのチェックリストだが、数えてみると 25人。そのうち「お気に入り」候補が 7人、準「お気に入り」が 2人いた。



2018年7月22日日曜日

ギイ・サクル Guy Sacre フランスピアノ音楽の伝統を継承 ♪

ピアニスト、ビリー・エイディを調べていろいろ聴いているときに出会ったフランスの現代作曲家、ギイ・サクル(Guy Sacre)。地味なのかも知れないが何となくいい ♪


ビリー・エイディとギイ・サクル

2018年7月21日土曜日

news: セルゲイ・ババヤン、DG と契約 ♪

セルゲイ・ババヤンが、DG(ドイツ・グラモフォン)と契約したという記事があった。

✏️Label news: DG lands a master pianist

ババヤンはアルゲリッチと "Prokofiev for Two" という CD を 4月にDG からリリースしているので「あれっ?」と思ったのだが、契約とリリースは別なんだろう…(^^)?

業界ではちょっとした驚きらしい。
"His signing is an industry coup."

プロコフィエフ・フォー・トゥー




セルゲイ・ババヤン(Sergei Babayan)は、57歳のアルメニア系米国人(Armenian-American)。ダニール・トリフォノフの先生。


【関連記事】
《キーシンのグラモフォン移籍第1弾が8月にリリース♪「ピアノ・マスターズ・シリーズ」のトップ!》

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2018年7月20日金曜日

ビリー・エイディ Billy Eidi フランス物スペシャリスト ♪

《2018年来日ピアニストのチェック(続)》もついに最後の一人となった…(^^)♪ この後も気になる未知の来日ピアニストが増えるかもしれないが、それはそれとして、一旦はこの探索プロジェクト?も終わりにしたいと思う。

今回はフランス音楽のスペシャリストで、日本でも有名な先生らしいビリー・エイディ。彼の弾くセヴラックは、私にとってちょっと新鮮だった ♪


© Prof. Billy Eidi

2018年7月19日木曜日

バッハ国際コンクールのファイナリストに Rachel Naomi Kudo ♪

7/22: 文末に追記: レイチェルが優勝!(^^)!

ストリーム配信もアーカイヴ動画も見当たらないので、粛々と?進んでいるらしいバッハ国際コンクール@ライプツィヒ。ファイナリストが発表されていたが、残念ながら 8人の日本人コンペチタは一人も残れなかったようだ。

代わりに…という訳ではないが、ファイナリストに日系米国人の Rachel Naomi Kudo の名前を見つけた。他のコンクールでも何度か見ているだけにちょっと嬉しかった…(^^)♪

彼女の写真が見つからなかったので、バッハコンクールらしい写真(↓)を…。ハープシコードとヴァイオリンもやっているのです…♪



2018年7月18日水曜日

▼ドビュッシー「レントより遅く」ルバートの練習方法?

ドビュッシーの「レントより遅く」、練習開始から2週間以上経つ。譜読み・指使い決めはほぼ終わったのだが、暗譜がなかなかできない。

この曲では「ルバート」が私にとって大きな課題(乗り越えるべきハードル)である。暗譜したあとに取り組むつもりだったが、暗譜が進まないので、並行してルバートの練習を始めることにした。



2018年7月17日火曜日

ヴァンサン・ラルドゥレ Vincent Larderet 頑張っている ♪

最近《2018年来日ピアニストのチェック(続)》に追加した 2人のフランス人ピアニストの一人、ヴァンサン・ラルドゥレを聴いてみた。NAXOS の CD が充実していたので、けっこう(長時間)楽しめた ♪


©Martin Teschner

2018年7月15日日曜日

news: 次世代ピアニスト発掘!by ワーナー×ピティナ

✏️ワーナーミュージック・ジャパン ワーナークラシックスとピティナが次世代ピアニストを紹介する取り組みを開始

上の記事によると、「ワーナーミュージック・ジャパン ワーナークラシックス」と「ピティナ」の連携による「次世代ピアニスト発掘プロジェクト」がスタートしたとのこと。

ピティナの音源のライセンスを受けたワーナーがデジタル配信をする。第1弾は太田糸音の「SHION OTA - My Select Vol.1」が7月13日(金)より配信されている。



2018年7月14日土曜日

リュカ・ドゥバルグ等新録音♪メシアン:世の終わりのための四重奏曲

思わぬ記事でリュカ・ドゥバルグ(Lucas Debargue)の名前を見つけて嬉しくなった ♪ 彼は 2015年のチャイコフスキーコンクール以来のお気に入りピアニスト。

しかも、ピアノ、クラリネット、ヴァイオリン、チェロという珍しい編成でのメシアンの四重奏曲。知らない曲なのでさっそく聴いてみたが、なかなか美しい、いい曲だ。

✏️MARTIN FROST , JANINE JANSEN , TORLEIF THEDEEN , LUCAS DEBARGUE
メシアン:世の終わりのための四重奏曲


2018年7月13日金曜日

ブレット・ディーン Brett Dean のピアノ曲いいかも ♪

またしても、リーズ国際ピアノコンクールの課題曲に選ばれた 9人の現代作曲家の探索(↓)が滞っている。前回は 6月20日のジェルジュ・リゲティだったので 1ヶ月近く…。

《リーズコンクールの課題曲:ピアノ曲探索はここから ♪》


今回はオーストラリアのブレット・ディーン(Brett Dean)という人。課題曲は "Hommage à Brahms"(ブラームスへのオマージュ or ブラームスを讃えて)という作品。



2018年7月12日木曜日

▼ドビュッシー「レントより遅く」アナリーゼ?

前回の近況報告《▼ドビュッシー「レントより遅く」譜読みややこしい…》に書いたように、この曲の構造分析について情報を探したのだが、ネット上では見つからなかった。

そこで、あくまでも自分が練習するための「ブロック分け」のために「なんちゃってアナリーゼ」を試みた。その結果がこの図(↓)。

新説!?「レントより遅く」はソナタ形式だった…(^^;)?


2018年7月11日水曜日

マルティン・シュタットフェルト Martin Stadtfeld ビミョー?

2002年ライプツィヒでのバッハ国際コンクールで、東西統一後初のドイツ人ピアニストとして優勝したという、マルティン・シュタットフェルト。プロフィールには「正統的なバッハ音楽の後継者として不動の地位を築いてきた」とあり、期待したのだが…。


©Yvonne Zemke /Sony Classical

2018年7月9日月曜日

▼ドビュッシー「レントより遅く」譜読みややこしい…

今月の初めからドビュッシーの「レントより遅く」の譜読みを始めた。最初の方はわりとスムースに進んでいたのだが、中間部分の転調したところ(↓)で突然引っかかってしまった。転調したのはいいとして、臨時記号のオンパレード…。

しかもポチポチとしか進まないので旋律がよく分からない…(^^;)。



2018年7月8日日曜日

ラン・ラン Lang Lang 近況を語る:CNNインタビュー

やっと復帰したラン・ラン(《news: ラン・ラン Lang Lang やっと復帰!♪?》)であるが、その後どうなんだろう?と思っていたが、CNN(Money Switzerland ?)のインタビュー動画があった。元気そうである。



2018年7月7日土曜日

ヒンリッヒ・アルパース Hinrich Alpers すでに「先生」?

2018年に来日するピアニストの中から、私が知らない人たちを順次「探索」している。その一覧表(↓)を見ると、残すところあと 2人。先日《ピアノカレンダー》に20公演ほど追加したのだが、初めて聞く名前は 2人しかいなかった。それを加えてもあと 4人…。

《2018年来日ピアニストのチェック(続)》

今日はドイツのピアニスト、ヒンリッヒ・アルパース Hinrich Alpers。11月に東京都響との共演でブラームスのピアノ協奏曲 第2番を弾く。今回、初来日のようだ。



2018年7月6日金曜日

フランス語の音楽用語:ドビュッシーを弾くために

ドビュッシーの「レントより遅く」の練習を始めて、まだ譜読み中であるが、途中にあるフランス語の音楽用語が気になって仕方ない。

フランス物のピアノ曲は好きなのだが、音楽用語はイタリア語で書いてほしい。…と言ってもしょうがないので、調べることにした。


2018年7月5日木曜日

バッハ国際コンクールのピアノ部門、日本最多の8人 ♪

今年2018年のバッハ国際コンクール(ピアノ、ハープシコード、ヴァイオリン)は、ライプツィヒで7月11日から始まる。それにしては、なかなかコンペチタの情報が出ないなぁ〜などと思っていたのだが、いろいろ検索しているうちにやっと発見した…(^^)♪

1次ラウンドの参加者は45人だが、そのうち日本人は国別では最多の8人である。



2018年7月4日水曜日

その曲を弾いている姿イメージできる?合う曲?合わない曲?

次の選曲を考えていたときに、ウチのカミさんが変なことを言う。

あなたがショパンとか弾いているのはイメージできない

ん?じゃあどんな曲だとイメージできるのか?これまでに練習した曲でいうと、ベートーヴェンとかドビュッシーらしい…。確かに、自分に合うかどうかは自分でも無意識に考えているかも知れないのだが…はて…(^^)?



2018年7月3日火曜日

候補曲メモ:プーランク、フォーレ、パデレフスキ

7月の練習曲を考えているときに書いた記事《次の候補曲:プロコフィエフ?カプースチン?シューベルト?》に、ハイどん さんからコメントを戴いた。いくつかのオススメの曲を教えてもらったのだが、気づくのが遅くて今回は候補に入れることができなかった。

せっかくなので、今後のためにも一通り聴いてみた。プーランクの「インテルメッツォ」はとても気に入ったのだが、果たして私の弾けるレベルなのかどうか…(^^;)?



2018年7月2日月曜日

リーズ・ドゥ・ラ・サール Lise de la Salle 手がかわいい…?

リーズ・ドゥ・ラ・サールというフランスのピアニスト、YouTube、NAXOS で初めて聴いた。…が、正直な感想としては「よく分からない」…。

で、仕方なく記事のタイトルを「かわいい?手」にしてしまった…(^^;)。



2018年7月1日日曜日

▼7月のピアノ練習曲はドビュッシー「レントより遅く」♪

数日悩んだ結果、これ以上考えてもあまり進展がなさそうなので、7月はドビュッシーの「レントより遅く(ワルツ)変ト長調」"La plus que lente" をやってみることにした。