上の記事によると、「ワーナーミュージック・ジャパン ワーナークラシックス」と「ピティナ」の連携による「次世代ピアニスト発掘プロジェクト」がスタートしたとのこと。
ピティナの音源のライセンスを受けたワーナーがデジタル配信をする。第1弾は太田糸音の「SHION OTA - My Select Vol.1」が7月13日(金)より配信されている。
太田糸音というのは、「“CHANEL Pygmalion Days”のアーティストとしても活躍する18歳の大型新人ピアニスト」で、「飛び級にて現在東京音楽大学ピアノ演奏家コース・エクセレンス2年、特別特待奨学生として在学中」の「逸材」であるらしい。
今のところ、第1弾しかアナウンスされていないようで、YouTube チャンネル「次世代ピアニスト発掘プログラム」も用意されているが、太田糸音の短いコメント動画しかない。
今回配信されるのは下記の 7曲だが、4. と 5. は YouTube(↓)で聴くことができる。
♪ 第40回入賞者記念コンサート 特級【銀賞】 太田 糸音/アルベニス=ゴドフスキー編:タンゴ、ラヴェル:「夜のガスパール」より 「スカルボ」
- プロコフィエフ: 4つの練習曲op.2
- ショパン: エチュードop.10~第4番
- アルベニス: 組曲『イベリア』第1巻~第1曲「エヴォカシオン」→YouTube
- アルベニス / L.ゴドフスキ編: 『スペイン』op.165~第2曲「タンゴ」
- ラヴェル: 『夜のガスパール』~第3曲「スカルボ」
- スカルラッティ: ソナタ K.531 L.430 ホ長調
- メンデルスゾーン: 幻想曲嬰ヘ短調「スコットランド・ソナタ」op. 28
ワーナーの発表記事は下記。
✏️次世代ピアニスト発掘プログラム「ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)×ワーナーミュージック・ジャパン ワーナークラシックス」
太田糸音の音源は YouTube にもたくさん(ほとんどピティナ?)上がっているし、ピティナにも音源をまとめたページ(↓)がある。
✏️ピティナ: 太田糸音 演奏音源一覧
ラン・ランのマスタークラスを受けている動画(2009年)を YouTube で見つけた。ハイドンのソナタとフォーレの即興曲を達者に弾いている。
♪ ラン・ラン公開レッスン動画その2
おまけ。そういえば、ワーナーは昨年も東京藝術大学と連携して「藝大レーベル」というのを立ち上げたりしている。若手音楽家の発掘にとても熱心なように見えるのだが、成果はどうなんだろう?
「藝大レーベル」は藝大側からすると、「文部科学省『国立大学機能強化事業』の一環」であり、学生さんに対する「キャリア支援システム」でもあるようだが…。
✏️ワーナーミュージック・ジャパンとの連携によるキャリア支援システムの構築について
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