2018年7月2日月曜日

リーズ・ドゥ・ラ・サール Lise de la Salle 手がかわいい…?

リーズ・ドゥ・ラ・サールというフランスのピアニスト、YouTube、NAXOS で初めて聴いた。…が、正直な感想としては「よく分からない」…。

で、仕方なく記事のタイトルを「かわいい?手」にしてしまった…(^^;)。




最初に聴いたのがこの(↓)イタリアン・コンチェルト。歯切れが良くて、音楽の推進力もあって「いいかも ♪」と思った。手は小さそうだが、動きがきれいで気持ちいい。

 Lise de la Salle - Bach Unlimited - 1/ Bach: Italian Concerto BWV 971

YouTube の音源もたくさんあるので、楽しめそうな予感がした。


で、一応プロフィールを確認。AMATI(音楽事務所?)サイトのプロフィール公式サイトの Bio 情報を要約すると…。(下記写真は公式サイトから借用)




リーズ・ドゥ・ラ・サール(Lise de la Salle、1988年5月8日〜)は、フランスのピアニスト。シェルブール生まれ。パリ国立高等音楽院でピエール・レアシュに、2001年からは大学院課程でブルーノ・リグットに師事。2004年にニューヨークのヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディションで優勝し、初の日本ツアーを行う。

今年も、N響とのツアー(大津、奈良、西宮)と東京都響とのコンサートが予定されている。日本でも人気のピアニストのようだ。

CD は naiveレーベルからラフマニノフ、バッハ、ショパン、リスト、シューマンなど7枚、PHILHARMONIA からラフマニノフのコンチェルト集(↓)を出している。

『ラフマニノフ : ピアノ協奏曲 第1番~ 第4番 | パガニーニの主題による狂詩曲』




YouTube で「Lise de la Salle」を検索すると、たくさんの音源が出てくるので、今回は一つ一つリンクを挙げることはしないが、そのうちのいくつかを聴いた感想…。

バッハもショパンもラヴェルもドビュッシーもラフマニノフも…、ソロ曲もコンチェルトも…、どれも一定の水準以上でうまいと思う。…のだが、ずっと聴いていると何となく飽きてくるというのか、このピアニストならでは…という演奏があまり見当たらない。

何でも弾ける技術はあるのだろうが、どの曲、あるいは作曲家に思い入れがあるのか、デジタル音源を通して聴いた限りでは、その「思い」のようなものがあまり伝わってこない。なので、あまり面白くない。バッハのイタリアン・コンチェルトとかラヴェルのいくつかで、ときどき輝きを見せてはくれるのだが…。


まぁ、要は「好み」ということになるのかも知れないが、残念ながら私の「お気に入り」センサーはあまりいい反応はしなかったようだ。

なお、《ピアノカレンダー》は基本的に「関東圏」の情報をまとめているので、リーズ・ドゥ・ラ・サールの 8月の日本ツアーが抜けていた(→追加しておきました…)。


おまけ。YouTube 音源を探している中で、"Full Album" を 2つ発見。

 Lise de la Salle - Schumann (Full Album)

 Lise de la Salle - Liszt (Full Album)


どちらも "Classical Experience" というチャンネルに登録されている。

見ると、naiveレーベルの CD がそれなりに "Full Album" でアップされているようなので、ちょっと使えるかも知れない。ヴィヴァルディがたくさんある。

ピアノ音楽でもこんなの(↓)もあって、ちょっと楽しめそうだ…(^^)♪

 Bach, Beethoven, Brahms & Chopin: The Recordings of Grigory Sokolov (Full Album)

 Nikolai Lugansky - Liszt: Piano Works (Full Album)


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