さて、今年も残すところあと2週間ほどになった。少し早いかもしれないが、2014年のピアノに関する振り返りをしたいと思う。(…と思ってブログを確認したら、なんと、去年は12月9日に振り返りの記事を書いている!→《1年間の練習を振り返る》)
今年の目標(→《今年の抱負・目標》)は、「ピアノの練習」「イベント」「知る・楽しむ」「考える」という4つの項目に分けている(↓)。
これに沿って、1年間の振り返りをしてみたい。今日は「ピアノの練習」について。
目標 1. ピアノの練習
①6曲以上仕上げる
②通して弾けるようにする
③5の指を鍛える
④脱力と指の独立!
①6曲以上仕上げる
「仕上げる」レベルかどうかはさておき、一応練習した曲は…。
(1)ショパン:イ短調ワルツ(遺作) 1/1〜2/15、1.5ヵ月
(2)ショパン:プレリュード「雨だれ」 2/16〜3/31、1.5ヵ月
(3)バッハ:平均律第1集の第9番 プレリュード 4/1〜5/24、1.8ヵ月
(フーガも練習→挫折)5月最後の1週間は「選曲週間」
(4)ドビュッシー:アラベスク第1番 6/1〜7/14、1.5ヵ月
(5)ドビュッシー:ベルガマスク組曲:プレリュード、7/21〜8/31、1.3ヵ月
(6)シューベルト:即興曲 Op.142-3(テーマのみ):9/5〜9/30、0.8ヵ月
(7)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」第1楽章:10/1〜11/30、2ヵ月
(8)ヘンデル:「私を泣かせてください」(Moszkowski 編曲):12/1〜
曲数としてはOKだが、(6)や(7)のようなものも含まれているので、まあ実質6曲程度は練習できた、ということにしておきたい。内容では、ショパンの「雨だれ」とドビュッシーの2曲は達成感が大きかった。
憧れのショパン、「雨だれ」をなんとか弾けるようになったのは嬉しいことであった。有名なワルツやノクターンも弾いてみたいのだが、それは将来の課題として…。
もう一つ、ドビュッシーを2曲やったのは大満足であった。
「無理かもしれない」と思いつつの挑戦…。だが、始めて見ると練習そのものも楽しかったし、ある程度弾けるようになったときの満足感も大きかった。私自身の感覚としては、新しい分野に足を踏み入れた感じ。今年の収穫の一つといってよいと思う。
一方でベートーヴェンの「悲愴」は、やはり力不足を感じて消化不良であった。腕を磨いて、いずれベートーヴェンのソナタに再挑戦したい。
そして、相変わらずの課題はフーガ。来年頑張ってみるか…。
②通して弾けるようにする
これは、明確に「不合格」。ほとんど進歩がなかった。途中で止まるのが「クセ」になっているので、まずはこのクセを直す必要がある。それと、ミスしても続ける「気持ち」の問題。来年の課題の一つ。
③5の指を鍛える
筋トレのようなことは年間を通じてやってきた。練習でも、難しい和音を押さえる練習や、メロディーを際立たせる練習などはやった。
ただ、どのくらい強くなったのかはよく分からない。まだ不十分なことは、現在ヘンデルのアリアで苦労しているので明らかであるが…。
④脱力と指の独立!
これはピアノを弾く上で「永遠の課題」なので、これで「完成」というのはない。それでも、今年は少しだけ進歩したのではないだろうか。
一番の収穫は「弾く前後で指が固まる」とか「弾いたあとの鍵盤への執着が強い」とかの自分の弱点が分かったこと。改善のため、「弾く前後の脱力」や「ポジション移動時の脱力」を意識するようになった。
これで、それまで弾けなかった難所が少し楽に弾けるようになったこともあるので、少しは成果が出ていると思われる。それでも、まだまだ課題であることには変わりないが…。
参考記事(今年の苦労と進歩の一部)
明日は「イベント」関係の振り返りの予定。
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《今年の抱負・目標》
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