今年の振り返りの最終回。その4、ピアノや音楽を「考える」活動についてである。できれば、考えたことを少し文章にしてみたいという願望もあった。(参考→《今年の抱負・目標》)
目標 4. ピアノ・音楽を考える
①大人向けの効果的な練習方法
②いい音楽(曲・演奏)とは?
③アマチュアの目指すべきいい演奏とは?
①大人向けの効果的な練習方法
これは、ピアノを練習しながら、常に考え続けていることである。子どもが小さい頃から時間をかけて、少しずつ進歩していくことと、成人してからの勉強・練習方法は違うはずだからである。大人の初心者に適した、効率的な練習方法を見つけたいと思っている。
今年の初めから一念発起!?して、「大人のピアノ練習法」と題して文章にしてみた。下記の記事はその原稿である。
そして、このブログにも「大人のための効率的ピアノ練習方法」に関して10個ほどの記事を書いた。自分自身に役に立ったものもあれば、「フーガ」のように、調べて・考えてはみたが、いまだに成果が出てないものもある。下記は、それらの記事へのリンクをまとめたもの。
②いい音楽(曲・演奏)とは?
この問題設定は、どちらかというと「聴く」ほうの音楽を想定している。いろんな音楽(とくにピアノ曲)を聴いていると、「いいなぁ」と思いながら最後まで聴いてしまう曲と、途中でやめてしまう曲とがある。中には、出だしを聴いただけで止めてしまうような演奏もある。
この違いはいったい何なのだろう? その違いは、曲自体からくる部分もあるだろうし、演奏からくる部分もあるだろう。もちろん聴き手の好みや、そのときの心身の状態にも左右されるかもしれない。しかし、やはりいい音楽(曲+演奏)は何度聴いてもいいと思うことが多い。
この違いを言葉で説明するのは難しいのかもしれない。なので、いまのところ「お気に入り」(作曲家、曲、ピアニスト、演奏)をボチボチ「収集」している段階である。でも、いずれ、少しは「音楽の良さを語る」ことができるようになると嬉しいと思っている。
③アマチュアの目指すべきいい演奏とは?
こちらは、自分が弾くものに対する「いい音楽とは?」という問題設定である。実は4つの項目以外に、「全体目標」として「下手でも、好きな曲で『いい演奏』が出来るようになること」というのを設定していた。
でも、この目標に対する評価はとても難しいことが分かってきた。「下手でも」という部分には自信があるが、「いい演奏」となると、一体どういう演奏なのかよく分からないのだ。
とりあえずは「自己満足」を一つの基準みたいなものと思っているのだが、ときどき客観的な「いい演奏」度みたいなものを知りたくなることもある。
②の「いい音楽とは?」とセットで、もう少し考え続けたいと思っている。これも「永遠の課題」なのかもしれないが…。考え続けることに意味があると、当面は思っておこう。
…ということで、4回(4項目)にわたって今年の振り返り・反省をしてきたが、全体的には「まあ頑張った」のではなかろうか。
ピアノをまともに練習し始めたときには、2年も続くとはあまり思っていなかった。このブログも、小学校以来「作文」とか「手紙」とかが苦手だった私としては、よく続いたと思う。
この先、どのくらい続くか分からないが、とりあえずは、来年のことを少し考え始めることにしよう。
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《今年の抱負・目標》
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