2014年12月22日月曜日

近況:ヘンデルのアリア順調!?気持ちよく弾きたい ♪

気がつけば、今週はクリスマス ♪ …ということはもう少しで12月も終わり。久しぶりの近況報告。

今月は少しゆったり過ごそうということで、練習曲はヘンデルのアリア「私を泣かせてください」(Moszkowski 編曲)の1曲。(実は途中でもう1曲の「ラルゴ(樹木の影で)」をやめたのだが…)


来年の練習曲候補の選曲を終えてからほぼ1週間。そんなに難しくない1曲に集中したせいか、練習の方はわりと順調にきている。《近況:ヘンデルのアリア「ピアノで歌う」難しさ》に書いた、ちょっとした難所もほぼクリアできたと思う。

残っている課題は、この曲の練習テーマにしている「ピアノで歌う」こと、と長年の課題「止まらずに弾く」こと。


「歌う」方は、和音の連続で一番上の音をメロディーとして、きれいにつないで際立たせることをやりたいのだが…。これがなかなかうまく行かない。和音の響きもきれいに出したい、という気持ちもあるので、そのバランスが難しい。とはいえ、まずは右手5の指を意識する練習をしなくては、と思っている。

「歌う」ことの、もう一つの課題はフレージング。それに、フレージングの積み重ねとしての「全体の曲の構成」みたいなこと。

一番大事なのは「どこに山を持っていくか」ということだと思う。技術的には、強弱のつけ方とテンポの揺らし方なんだと思うのだが、気持ちと一致しないとなんだかチグハグになってしまう。


「ピアノで歌う」ことをテーマにしながら、歌詞を見ていなかったことに(今さらながら)気づいて、歌詞と意味を調べてみた。そうすると、細かいところで自分の感覚とのズレがあることが判明した。

例えば、前半の歌詞の最後に "liberta" (自由)という言葉がある。メロディーでは2小節分である。ここを何気なく "li" と "berta" に分けるような気持ちで弾いていたのだ。ただ、楽譜をよく見ると、実はスラーがついていたのだが…(^^;)。


「止まらない」方は、短い曲なので、いちおう通して弾くことはできるのだが、必ず2〜3カ所でミスが出る。集中力の問題なのか、まだちゃんと弾けていないせいなのか…。今週は、久しぶりに録音をしてみようか、と思っているところである。


全体的には、以前の曲で考えると「修了」にしていいレベルに来ているような気もしている。でも、本当はこれが「譜読みが終わった」くらいの段階なのだろう…。ここから、曲の表情をつけるとか、弾き込むとかいう作業がやっと始まるのだろうと思う。そういう意味では、この曲は私の今の実力に見合った曲なのかもしれない。

あと1週間。気持ちよく弾けるところまでいけるといいのだが…。

Wish you a Merry Christmas and a Happy Piano Life !



【関連記事】
《近況:ヘンデルのアリア「ピアノで歌う」難しさ》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント: