昨日の練習で、2カ月間練習してきたベートーヴェンの「悲愴」ソナタの第1楽章を完了することにした。完了といっても、自己満足レベルまでさえ到達してないのであるが、今の実力ではここが限界だろう、というところまでは来たかなと思っている。
今回は「修了証」ではなく「努力賞」くらいが妥当なところであろう。(ベートーヴェンは「甘すぎる!」と言っているような気もするが…)
一応、自己評価をしてみよう。
まず、進歩したことや成果のようなものを無理やりあげてみると…。
①10数箇所あった「難所」は2〜3カ所以外は一応 OK?
②バレンボイムの半分のスピードまでは何とかなった?
③部分的にはイメージに近い弾き方ができるようになった?
すべて「?」付きのところが情けないが、まぁ、そんなものだろう。
一番の成果らしいところは、始めたころに感じた「とても無理」という感覚が、「頑張ればもう少し何とかなるのでは」というところまで来たことかもしれない。それと、技術的には苦しみながらも楽しく練習できたこと。
とくに最後の1〜2週間は、部分的にではあるが、曲のイメージに近づくことができたような気がしている。
一方で、課題は山ほどあるのだが、この2カ月でより明確になった主な課題(練習すべきこと)は、3つほどあると思っている。
①スピード(簡単なパッセージでも速いテンポで弾けない)
②スタカート(歯切れの悪さ)
③和音(打鍵がばらつく、難しい形をつかむことができない)
もちろん、これ以外にも、ミスタッチを減らすとか、止まらずに弾けるようにするとか、初歩的な部分での課題はたくさん残っている。「脱力」とか「重力奏法」のような基礎作りも永遠の課題である。
まぁ、来年も勉強・練習することがたくさんあって、退屈しないだろうということは確実である…(^^);。
で、12月は来年(とくに1月)の練習曲を選ぶ作業をやりながら、できるだけたくさんの曲を調べてみたいと思っている。今回は「選曲週間」ではなく「選曲月間」?(一年間の練習曲を考えるのは今回が初めてだ…)
ただ、「遊び弾き」だけで終わらないようにするために、1〜2曲はちゃんと練習するつもりである。いまのところ、ヘンデルの2つのアリア(「ラルゴ」と「私を泣かせてください」)が候補である。
さて、心機一転、気分はクリスマス(と年賀状と大掃除と正月の準備…)!ということで、ピアノに関しては12月は「ゆったりと楽しい1カ月」にしたい ♪
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