ラフマニノフの曲を一つくらい弾いてみたいと思って、いろいろ探してみた。最初の頃に、聴いた感じだけで前奏曲 Op.23-4を候補に入れていた(→[ピアノ練習曲候補リスト])のだが、実際にはちょっと難しそうである。
そこで、ラフマニノフの中では、比較的難易度が低いと言われている「幻想的小品集 Op.3」と「サロン小品集 Op.10」を聴いてみた。(→《選曲のためのメモ:ラフマニノフ》)
…のだが、今ひとつピンとこない。有名な「前奏曲」などは確かにいいと思うのだが、楽譜を見てみると、それほどやさしいとも思えない。
ということで、当面、ラフマニノフは「お預け」にしておこうかと思っている。来年の後半にでも、ピアノの腕がもう少し上がってから、もう一度考えてみようと…。
将来の楽しみ、という意味も含めてもう少し曲を探してみた。
すると「楽興の時 Op.16」というのが目に入った。YouTube には、ニコライ・ルガンスキーの演奏が上がっている。6曲あるのだが、わりといい感じの曲が多い。聴いていいと思ったのは、第1番 変ロ短調 と 第2番 変ホ短調。でも、弾くのは難しそう。
曲としてもわりと良くて、頑張れば何とかなるのではと思ったのは、第5番 変ニ長調。ということで、[ピアノ練習曲候補リスト]には、この「楽興の時 第5番」を入れておくことにした(あくまで、将来の楽しみとして…)。
それにしても、こうやっていろんな曲を聴きながら弾きたい曲を探していると、もっとピアノがうまくなりたいとつくづく思う。いい曲(弾きたいと思う曲)は、だいたいにおいて難しいのだから…(ため息〜)。
それから、少しくらい難しくても、練習するモチベーションが持続する曲と、そうでない曲があるようだ。ほんの少しの経験しかしていない個人の感想ではあるが…。
例えば「悲愴」ソナタは、相当にくじけそうになりながらも2カ月間のモチベーションは下がらなかったし、それなりに楽しかった。音楽の「深さ」みたいなものであろうか、それとも個人の好み…?
いずれにしても、自分の実力より少しだけ難しくて、モチベーションが持続する曲が見つかるといいなと思っている。
でも、選曲はそろそろ切り上げて、ヘンデルのアリアをちゃんと弾けるようにしないと…(今年もあと3週間!)。
【関連記事】
《選曲のためのメモ:ラフマニノフ》
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