2014年11月24日月曜日

近況:ベートーヴェン「悲愴」あと1週間…

さて、今月もあと1週間を残すだけである。ということは、練習中の「悲愴」ソナタもあと1週間ということだ。気が進まないが、状況を確認してみるとしよう…。


前回の近況報告《近況:「悲愴」ソナタが進まない!暗譜できない!》(11/18時点)で、「課題」=弾けてない箇所が13カ所あった。まず、その確認をしてみる。「○:OK、△:ギリギリ何とかなる?、×:ダメだ〜」で採点すると…。

序奏部の1カ所→△、提示部1の3カ所→△△△、提示部2の3カ所→△××、展開部の3カ所→△△△、再現部1の1カ所→△、再現部2の1カ所→×、コーダの1カ所→△、という感じ。(ちょっと甘いかも…)

情けないことに「○」は一つもない。とくに最後まで残りそうなのは下記の箇所の後半(再現部にも同じパターンがある)。ここは最初から「難所」指定で練習していたので、2カ月やってもまだ弾けてないことになる。(ふぅ〜)



考えつく工夫や練習はいろいろやってきたのだが、スピードが上がるとキーを外してしまう。で、最後の工夫?として考えているのは「目=視線」である。

だんだん左右の手の間隔が広がっていくので、両方のキーを外さないようにキョロキョロしているような気がしている。なので、鍵盤を見る場所をいくつか決めて、あとは見ないで弾くようにしてみようかと思っている。


それから、メトロノームで第1主題のテンポを確認してみた。まず、参考にしているバレンボイムの演奏を測ってみた。「二分音符=130〜140」くらいである。とりあえず半分くらいのスピードで弾ければ…と思っていたので「二分音符=65(四分音符=130)」で弾いてみた。

余裕かと思いきや、これでも私にとってはちょっと速い。ところが、第2主題はこのテンポでは遅すぎる。ということは、第2主題でちょうどいいテンポにすると、第1主題はもっと頑張らなくては、ということか…。

どうも、来年の目標の一つは「スピード・アップ」になりそうだ。「指が回る」ことはもちろんだが、私の場合、ポジション移動なども課題になると思う。この曲は、やはりある程度のスピードで弾かないとそれらしく聴こえてこない。最近、少し面白くなってきたのは少しテンポが上がってきたからだと思う。


さて、あと1週間、頑張ってみるとするか。数日前から練習時間を倍の2時間にしているが、どこまで行けるものやら…♪



【関連記事】
《近況:「悲愴」ソナタが進まない!暗譜できない!》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント: