芸術監督兼審査委員長はスティーヴン・ハフ(Stephen Hough)。審査員は、ピョートル・アンデルシェフスキ、リュカ・ドゥバルグ、ジャニーナ・フィアルコフスカ、アレクサンダー・ガヴリリュク、オルリ・シャハム、ソン・ヨルム、キャサリン・ストット、そして、作曲家のエロリン・ウォーレン。私の好きなピアニストが並んでいる ♪
最近の国際ピアノコンクールは、正直に言うと、あまり面白くない。年々つまらなくなっているような気さえする。審査員の判断と私の好みがあまりにも違いすぎるのだ。
「技術(音だけキレイ)偏重」&「スター性?(売れそうか?)」みたいなものを感じていて、音楽(演奏・解釈)そのものの良さとか深みとかワクワク感とか新鮮さとか…要するに「いいなぁ ♪」「もっと聴いていたい ♪」といった、そういうものを持ったピアニストがなかなか優勝・入賞しないコンクールが続いている…と、個人的には感じている。
コンクールも人の営みなので、浮き沈みとかその年の当たり外れとか色々あって当然なのだが、とくにリーズ国際コンクールはその「浮き沈み」が激しいような気がする。
私がネットで国際コンクールを楽しみ始めた《2015年は国際ピアノ・コンクールの当たり年!?》 で、チャイコフスキー、リーズ、ショパン、ロン=ティボー、浜松の 5つのメジャーなコンクールを堪能することができた ♪
…のだが、リーズに関してはちょっと残念感があった。"It is the end of an era at Leeds"(the Guardian)と評する記事さえ出た。
その後、ポール・ルイスが芸術監督に就任して改革を行ない復活するかに見えた。
ところが、2024年はまたしても残念な結果に(牛田智大くんがファイナルに進めなかっただけではなく…)。審査委員長はイモージェン・クーパー。
まぁ、そういった「浮き沈み」も裏を返せば「何とかしたい」という努力の継続なのだし、これまでもそれなりに楽しませて戴いてきたコンクールなので、来年のリーズにはちょっと期待したいと思っている。
審査委員長のスティーヴン・ハフは、それほど聴いているピアニストではないが、現代曲(ローウェル・リーバーマンなど)も含めて、安心して聴ける(信頼のおける)ピアニストの一人だと思っている。作曲家としても活躍している。
審査委員長就任に当たってのハフの言葉(↓抜粋)が実現するといい ♪
「コンクールは… それはコロッセオで剣闘士たちが互いに打ち負かし合うのを見物するような場であってはなりません。むしろ、才能豊かで想像力に富んだ若いピアニストたちが、自分自身や愛する音楽を表現できる『場』を作り出したいと考えました」
出典:✏️リーズ発 〓 スティーヴン・ハフが2027年の国際ピアノ・コンクールの芸術監督兼審査委員長に(月刊音楽祭)
英文は→✏️Just In: Stephen Hough Takes Over At Leeds(Slipped Disc)
審査員のうち、これまでに聴いてお気に入りになったピアニストに関する記事を参考までに挙げておく。
ピョートル・アンデルシェフスキ
リュカ・ドゥバルグ
アレクサンダー・ガヴリリュク
ソン・ヨルム


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