2024年1月25日木曜日

Bach.KB.BWV833:第3旋法の前奏曲とパルティータ

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今回は「初期の組曲」から BWV833「第3旋法の前奏曲とパルティータ」ヘ長調。

アルマンドの同音反復(↓)は特徴的で、演奏によっては耳につくが、個人的には面白いと思う。「せわしない印象をうけやすいので、あまり速くならないよう」という解説も…。




タイトルに「第3旋法」とあるが、旋法によるものではなく調性音楽。「パルティータ」というのは組曲の意味なので、この作品は前奏曲付き小組曲と言える。

全体構成は「プレリューディウム、アルマンド、クーラント、サラバンド、ドゥーブル、エール」となっている。


ピアノによる演奏は Giovanni Mazzocchin(ジョヴァンニ・マッツォッキン、1994 - )というイタリアのピアニストによる下記のアルバムに収録されている。

BWV833 はトラック番号 14〜19。



ヴァージナルによる演奏は、オランダバッハ協会によるものがある。

♪ Bach - Preludium et partita del tuono terzo BWV 833 - Van Delft | Netherlands Bach Society

演奏は Menno van Delft、使用楽器は "Willem Kroesbergen, 1971 after Ruckers"。

出典:

📘『バッハの鍵盤音楽』(小学館、2001年、デイヴィッド・シューレンバーグ 著)

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