例年だと 3ヶ月単位くらいに書いていた「年間目標の進捗チェック」をしてないことに、はたと気がついた。今年は「週報」を書いているので要らないかも知れないが…。
4ヶ月、1年の 1/3 が過ぎたところで、どんな感じか見てみようと思う。
2022年のテーマは「基本に立ち返る」Get Back to Basics で、目標としては次の三つ。
- ピアノの練習は基礎+自由
- 鍵盤音楽史とピアノ曲の勉強
- 音楽の基礎と楽典などの勉強
以下、簡単に状況を振り返ってみる。
「基礎」の方は、ハノンの39番を使って「スケール」の練習を取り入れている。1ヶ月に 2つの調(ハ長調とイ短調など)をやって 1年で全24調をやる計画。
リズムパターンを変えることも含めて、4月までは予定通りに来ている。テンポを上げる方法もひねり出してみたが、効果が上がっているのかどうかよく分からない…(^^;)。
去年途中までやった「ドホナーニ」も候補に考えていたが、今のところスケールだけでも大変なので、たぶん今年はやらない…かな?
「自由」の方は以下のような候補を考えていた。
- 「鍵盤音楽史」に登場するピアノ曲を弾いてみる
- 音楽の基礎を勉強する中で出てくる教材?を弾く
- やりたい曲があればある程度仕上げる練習をする
- 「止まらずに弾く」練習をする
- いつでも弾ける「レパートリー」にトライする?
1. の鍵盤音楽史では《鍵盤音楽史:バッハ以前》の中でいくつか試し弾きやある程度仕上げる練習をしてみた。…が「現代」の方は、楽譜がないし、難し過ぎるので、そう簡単に「試し弾き」という訳にもいかない。
4. と 5. は、3月に練習した「平均律第1巻第23番のプレリュード」でトライ中。
4ヶ月間で弾いた曲は以下。
[1] J.S.バッハ:平均律第1巻第24番フーガ 🌖〜1/19
[2] A.カベソン:騎士の歌によるディファレンシアス 🌘
[3] W.バード:女王のアルマン 🌖〜2/2
[4] G.ファーナビー:Giles Farnaby's Dreame 🌘
[5] J.P.スウェーリンク:トッカータ SwWV 284 🌘
[6] J.ブル:ファンタジア(Fitzwilliam 108)🌖〜2/28
[7] S.シャイト:ベルガマスク 🌘
[8] J.S.バッハ:平均律第1巻第23番プレリュード 🌕3/8〜3/31 B+
[9] J.S.バッハ:平均律第2巻第6番フーガ 🌕3/30〜
月齢(月の満ち欠け)マークの意味は、練習するレベルを表していて、「🌘:試し弾き、🌗:試し弾き&研究、🌖:ある程度弾けるまで、🌕:仕上げる?練習」という感じ。
2. 鍵盤音楽史とピアノ曲の勉強
「鍵盤音楽史」の時代としては、ある程度知っている(はずの)「バロック、古典、ロマン、近現代」を除いてその前後、すなわち《鍵盤音楽史:バッハ以前》と《鍵盤音楽史:現代》をやっている。
作曲家を年代順に調べて行って、主なピアノ作品を聴いて、その感想などを記事に書く…というスタイルで進めている。
これまでに、《鍵盤音楽史:バッハ以前》では 22人の作曲家について完了した。《鍵盤音楽史:現代》の方は、1900年以降に生まれた作曲家ということで、一応 51人の作曲家を予定している。
4月から「現代」に取りかかっていて、5人目のメシアンまで終わっている。残り 8ヶ月であと 46人なので、一月に 6人ほどのペースになる。まぁ、何とかなるかな…(^^;)?
名前を知っている作曲家でも、どういう生涯を送ってどういう作品を書いた人なのか意外と(意外でもないか…(^^;)…)知らないので、けっこう面白い ♪
3. 音楽の基礎と楽典などの勉強
「楽典」については、下記のサイトを中心に一通り読んだ。
✏️楽典.com(Takuya Shigeta)
「対位法」については、最初に読み始めた『対位法』(長谷川良夫)の本は、最初の 30ページほどで挫折…(^^;)。
代わりに、ネットで見つけた「はじめての対位法」という全20回の記事を読んだ。
✏️【はじめての対位法】01.対位法への階段(Bluarbo Entertainment)
ただ、一番興味のある「フーガ」についての説明がほとんどなかったので、上記の本の「フーガ」に関する部分だけざっと読んだ。ほとんど理解できてないが…(^^;)。
次にどうするか悩み中。いま練習している「平均律第2巻第6番のフーガ 」の分析をトライしてみようか?…などと無謀なことを考えていたりする…。
あと、苦手意識の強い「和声法」をいずれやるつもりにしているが、教材の候補は下記のサイトかな?…と考えている。
✏️和声読本(一ノ瀬武志 著)
…ということで、「自由」にするとダラダラした 練習になってしまうかも?…と心配していたが、これまでのところはそれなりに充実した練習ができていると思っている。
バッハに偏っているのは、「バッハ以前」や「フーガ」の勉強をしていたので、まぁ仕方ないかと…。それにしても、バッハ以前を勉強してみて、改めてバッハの凄さに気付かされた。
フーガの構成とか作品の質や量だけでなく、音楽性というか楽曲の抒情性というか…。古典派やロマン派と比較するとわりと「冷ややか?」みたいなイメージもないではなかったが、その音楽の人間性というか情感、そしてメロディーの美しさなどを強く感じるようになった ♪
まぁ、この調子でこのあともあまり焦らずにピアノを楽しもうと思う…(^^)♪
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