2022年5月14日土曜日

▼週報:平均律のフーガ、そろそろ最後の仕上げ ♪?

2022年第19週(5/7-5/13)の週報。

バッハの平均律第2巻第6番のフーガは一応「通し練習」に入って、それなりに色んなことを意識しながら弾けるようにはなってきた。そろそろ最終段階?

《鍵盤音楽史:現代》は、サミュエル・バーバーとヨセフ・タル。




スケールの練習(ハノンの39番)は変イ長調とヘ短調。今回はリズム変奏の代わりに「スタッカート」の練習している。思ったよりは何とかなっている…と思う。


バッハの平均律第2巻第6番のフーガは、一応「通し練習」と言えるくらいには止まる箇所が減ってきたと思う。

前回、少し「前のめり」になっているかも知れないと書いたあと、いくつかのプロの演奏を聴いていて、ちょっと気に入った演奏(↓)を見つけた。


超高速のプレリュードに続いて、実に穏やかなフーガが奏でられる。この「穏やかさ」をお手本にしようと思ったのだ。プレリュードはちょっと真似できないが…(^^;)。

弾いているのはニコライ・デミジェンコ(Nikolai Demidenko, 1955- )という、ウクライナ系ロシア人のピアニストで、主にイギリスで活躍しているそうだ。何となく名前を聞いたことがあるような気もする…。

この曲もあと数日で終わりにしようか?…と思っているところ ♪


「止まらずに弾く」ことと「レパートリー化」を目指して毎日 1〜2回弾いていた平均律第1巻第23番のプレリュード(前回の練習曲)は、挫折…ということかな…(^^;)?


自分の中にだんだん「定着」していくようなイメージを持っていたのだが、結果的には日に日に「忘却」が進んでいくので、思うようには行かなかった…残念ながら…。


なので、もう一度やり方を考えているところ…。「止まらずに弾く」ことと「レパートリー化」とは分けてやるのかな?…と思っている。

「止まらずに弾く」方は、比較的易しい曲を短い曲から始めてだんだん長くしていく…という方法が良さそうかな?…と思っているのだが、それに使える曲があるのか?…という問題がありそうだ。

「レパートリー化」の方は、カミさん(元音大生)の「昔練習した曲を楽譜を見ながらちゃんと弾けた方がいいんじゃない?」というご意見を取り入れて、「楽譜を見ながら」という前提で「レパートリー」を考えようかと思っている。

でも、改めて「レパートリー」などと言うと、その「選曲」に悩みそうだ…(^^;)。まぁ、楽しい悩みではあるが…♪


ちなみに、ここ数日間、家にあったハチャトゥリアンとショスタコーヴィチの楽譜で何となく試し弾きをしている。



ハチャトゥリアンの「小さな歌」とか「エチュード」はちょっと面白いが、他は今ひとつピンとこない感じ…。小さい子の発表会などには使えるのかも知れないが…。


対位法(フーガ)の勉強は、3週間近くサボっていて、その勉強の材料にしようと思っていた平均律のフーガも終わろうとしている…(^^;)。

せめて最後に、今練習しているフーガの「分析」(なんちゃって版?)にトライしてみようか…と思ってはいるのだが…。


《鍵盤音楽史:現代》は、サミュエル・バーバー(Samuel Barber, 米, 1910-1981)とヨセフ・タル(Josef Tal, イスラエル, 1910-2008)。

意外だったのは、バーバーがそれほど「現代音楽」的ではなかったこと。分類としては「新ロマン主義」なのだそうだ。ヨセフ・タルの方は逆に電子音楽などに熱心に取り組んでいて「イスラエル電子音楽センター」を設立していたりする。
 
当然ではあるが、現代作曲家については知らないことが沢山ある…(^^;)。




先週の週報で、シジュウカラの「巣立ち」のことを書いた翌日に、その瞬間に立ち会うことができた。初めて、しかも間近にみる「巣立ち」は感動的だった ♪





そういえば、ウクライナの戦争では人間だけではなく動物たちも相当な被害を受けているのだろうなぁ…と思うと悲しい気持ちになる。

ウクライナの戦争が一刻も早く終わりますように。



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