今年の目標の一つ「鍵盤音楽史の勉強」を「バッハ以前」から始めようと思って、ルネサンス(1400-1600)とバロック(1600-1750)の作曲家を調べた。バッハ以前は 21人。
ルネサンス、バロックの鍵盤音楽作曲家 |
作曲家の並びは生誕年の順番。同じ年に生まれた人は、長生きした人を後にしてある。
参考にしたのは下記の二つの資料。どちらも(偶然だが…)坂崎 紀(さかざき おさむ、1952-)先生の資料…(^^)。
なお「中世」(400-1400)にも鍵盤楽器(少なくともオルガン)があったのは確かなのだが、どういう使われ方をしたか、どんな作品があったのか…不明なことが多いようだ。
おそらく、教会のオルガン演奏は、まずは単旋律聖歌(グレゴリオ聖歌)のメロディーをなぞることから始まったと考えられている。
その後、合唱の音程を決めるための簡単な(即興?)前奏曲のようなものが作られ、やがてコラール前奏曲などにつながったと思われる。
また、教会外では小型のオルガンが主に舞踏の伴奏に使われていた。現存する最古のオルガン曲は「エスタンピー Estampie」という中世の舞曲。これは14世紀前半にイギリスで書かれたロバーツブリッジ写本 "Robertsbridge Codex" に収められており、音楽そのものはイタリア起源だろうと考えられている。
以上、主な出典は同じく✏️オルガン音楽入門。
…ということで、鍵盤音楽の「バッハ以前」を勉強する準備はできた。古い順に聴いていこうと思う。いくつかの曲は自分でも弾いてみたいと思っている ♪
実は、この記事を書きながら、カベソンの「《騎士の歌》による変奏曲」を聴き、今、ウィリアム・バードのチェンバロ曲などを聴いているところ。いい雰囲気だ…(^^)♪
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