ぴあのピアノ♪: セザール・フランク César Franck のピアノ作品

2018年11月12日月曜日

セザール・フランク César Franck のピアノ作品

今回、初めてセザール・フランクのピアノ曲を練習することにした。「プレリュード、フーガと変奏曲 Op.18」という曲で、オルガン曲を Bauer という人が編曲したもの。

セザール・フランクの作品といえば、「ヴァイオリンソナタイ長調」くらいしか知らなかったので、ピアノ作品を中心に少し調べてみた。

César Franck

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セザール・フランク（César Franck、1822-1890）はベルギーに生まれ、フランスで活躍し、生前は評価が低かったのだが、死後急速に名声が高まり「フランス近代音楽の父」と言われるまでになった作曲家・オルガニスト。

彼が賞賛した作曲家は、バッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、リスト。とくにリストの影響を受けていると言われている。彼の教え子には、ダンディ、ルクー、デュパルク、ショーソン、デュカス、ピエルネ、シャブリエ、ドビュッシーなどが…。

次の二つの記事が分かりやすかったので、詳しくはこちらをどうぞ…。

✏️セザール・フランクの生涯と作品
✏️フランクの音楽スタイル

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彼のピアノ作品に入る前に、有名なヴァイオリンソナタについて。

実はこの曲、2016年に初来日したリュカ・ドゥバルグがギドン・クレーメルと演奏した曲で、そのコンサートで一番感激した演奏として記憶に残っているものだ。クレーメルもよかったが、対等に渡り合ったルカくん（ドゥバルグ）のピアノもすごかった…(^^)♪

→〈ルカ・ドゥバルグ期待通り＆期待以上♪！〉

また、めったに演奏されることはないが、アルフレッド・コルトー（Alfred Cortot）がピアノソロに編曲したものがあり、江口玲さんの演奏が YouTube にある。なかなかいい ♪

♪ フランクヴァイオリンソナタピアノソロ版.wmv

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セザール・フランクの主なピアノ作品ということで、いろいろ調べてみたが、出版されている楽譜（後述）や CD の収録曲を見ての結論？はとりあえず下記。

ソロの作品は次の 3曲（Op.18 は編曲）。どれもなかなかいい曲だが、今の時点では Op.18 が一番好きかな…♪

プレリュード、フーガと変奏曲（Harold Bauer 編曲） Op.18
♪ JORG DEMUS plays FRANCK PRELUDE - FUGUE AND VARIATION OP. 18_0001.wmv

プレリュード、コラールとフーガ FWV21 ロ短調（1884年）
♪ Sviatoslav Richter - Franck - Prelude, Chorale and Fugue

プレリュード、アリアとフィナーレ FWV23 ホ長調（1886年）

♪ Prélude, Aria et Final -- César Franck

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楽譜は「プレリュード、フーガと変奏曲 Op.18」については次の2つ。デュラン社ともう一つは、IMSLP のライブラリーを印刷したものらしい（初めて知った…）。

フランク: 前奏曲、フーガと変奏 Op.18/デュラン社/ピアノ・ソロ