"FINALS"となっているのは、すでに予選が行われていて、その結果は今年9月に発表されているから。27人中、残念ながら日本人はただ一人だった。
"62nd Ferruccio Busoni International Piano Competition" となっているので、62回ってそんなに古いの?と思って Wikipedia で見たら、1949年に始まって2001年までは毎年開催されていた…(^^)! その次が2003年で2004年からは2年かけてやるようになっている。
なので、現在は予選の年と本選の年が毎年交互にやってくる。前回は「2016年予選 2017年本選」、で今回は「2018年予選 2019年本選」というわけだ。
ちなみに、アルゲリッチが優勝したのは1957年の第9回、その前の1956年の優勝者はイェルク・デームス。「1位なし」の年も多い。
前回2017年の優勝者はクロアチアの Ivan Krpan、その前2015年は韓国の Ji-Yeong Mun。ムン・ジョンは2014年のジュネーブ国際でも優勝している。
《ジュネーヴ国際コンクール:Tiffany Poon とか Dmitry Shishkin とか…》
で、今回の公式サイトの予選結果を引用するとこんな感じ(↓)。
- Aumiller Jonas (Germany)
- Belyavskiy Sergey (Russia)
- Bertolazzi Giovanni (Italia)
- Cafaro Nicolò Ferdinando (Italia)
- Ghazi Mehdi Bilal (Canada/Algeria)
- Ivanov Emanuil (Bulgaria)
- Kong Qi (China)
- Kozak Marek (Czech Republic)
- Kuszlik Jakub (Poland)
- Kuwahara Shiori (Japan)
- Lazgiian Arina (Russia)
- Lee Jin-Hyeon (South Korea)
- Lee Shuan Hern (Australia)
- Malinin Valentin (Russia)
- Na Seung-Hyuk (South Korea)
- Osokins Georgijs (Latvia)
- Pan Linzi (China)
- Park Jae Hong (South Korea)
- Starikov Vitaly (Russia)
- Wan Xiaoya (China)
- Wang Deren (China)
- Xu Zi (China)
- Youn Jihyung (South Korea)
- Yun Tony Siqi (Canada)
- Zhou Weixin (China)
- Gigashvili Giorgi (Georgia) (WFIMC prizewinner)
- Shishkin Dmitry (Russia) (WFIMC prizewinner)
107人のうち27人がファイナルに進んだ。青字は知っている名前、赤い字は日本人。
Kong Qi (China)とShishkin Dmitry (Russia)は今開催中のジュネーヴ国際ピアノコンクールにも出ているが、Kong Qi は1次予選で姿を消し、Shishkin Dmitry はファイナリスト 3人の中に残っている。
Shishkin Dmitry は2015年のショパンコンクール6位。ラトヴィアの Osokins Georgijs はそのときのファイナリストで、Kong Qi は1次通過まで。
唯一の日本人 Kuwahara Shiori さんはこの人(↓)かな?
✏️ピアニスト桑原志織のホームページ
まだ先のことだが、"Finals"のスケジュールは下記の通り。課題曲などの詳細はコチラ→"Competition Rules"(PDF)
Solo Semifinals: 8/27-28
27人、40〜45分のリサイタル
Solo Finals: 8/31-9/1
12人、55〜60分のリサイタル
Chamber Ensemble Final: 9/3-4
6人、ピアノ五重奏曲
Grand Final: 9/6
3人、ピアノ協奏曲
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