個人的には、もう少しバリエーションがあってもいいと思うのだが…。
作曲家別に演奏回数(曲数)の多い順に並べてみると、ショパンがダントツ…。ドビュッシーが多いのは、2018年が「没後100年」だったから?
- ショパン 135回
- ベートーヴェン 75
- ドビュッシー 54
- シューベルト 42
- シューマン 34
- ラフマニノフ 32
- バッハ 31
- モーツァルト 30
- プロコフィエフ 19
- ブラームス 15
演奏回数の多い曲目では…。やはり、日本では《悲愴》《月光》《熱情》なのか…(^^;)。ショパンは《英雄》ポロネーズ。定番というか「古典芸能」的というか…?
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番《悲愴》(11)
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番《月光》(11)
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番《熱情》(10)
- ショパン:ピアノソナタ第3番 (10)
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第21番《ワルトシュタイン》(8)
- ショパン:ポロネーズ第6番《英雄》(8)
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第32番 (6)
- ドビュッシー:《映像》第2集 (6)
- ドビュッシー:《映像》第1集 (5)
- ショパン:バラード第2番 (5)
- ショパン:夜想曲第20番(遺作)(5)
- ショパン:スケルツォ第2番 (5)
- ショパン:幻想曲 (5)
- シューマン:幻想曲Op.17 (5)
- リスト:ピアノソナタ ロ短調 (5)
- プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番《戦争》(5)
現代ピアノ曲として、次のような曲が演奏されているのはちょっと嬉しい。
- アイヴズ:ピアノソナタ第2番《マサチューセッツ州コンコード 1840~60年》
- サムイル・フェインベルク:ピアノソナタ第1番、第2番
- ラウタヴァーラ:イコン
- カプースチン:8つの演奏会用練習曲
- レオニード・デシャトニコフ:12の前奏曲(ブコビナの歌)
- ファジル・サイ:ピアノソナタ《ゲジ・パーク2》
- トーマス・アデス:ダークネス・ヴィジブル
ピアノ協奏曲だけを見ると、作曲家別ではこんな感じ(↓)。
- ベートーヴェン 5回
- モーツァルト 5
- ブラームス 5
- ラフマニノフ 5
- プロコフィエフ 4
- ショスタコーヴィチ 4
- ラヴェル 3
演奏回数の多い曲目を見ると…。
- モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491 (4)
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 (4)
- ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 (3)
- プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 (3)
- ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 (3)
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 (2)
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》(2)
- ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 (2)
- チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 (2)
- ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 (2)
- ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番 (2)
参考:ちょっと古いが、アメリカの2015-2016年シーズンに演奏されたピアノ協奏曲のデータ(演奏回数)がある。
作曲家別の順番はこんな感じ(↓)。ガーシュウィン、グリーグ、サン=サーンスなどが日本のランキングには登場しない。アメリカでは、プロコフィエフが意外と少ない。
1. Beethoven 63回
2. Rachmaninoff 52
3. Mozart 46
4. Brahms 28
5. Ravel 23
6. Gershwin 19
7. Tchaikovsky 17
8. Grieg 16
9. Saint-Saëns 14
10. Prokofiev 13
【関連記事】
《2018年来日ピアニストの演奏曲目一覧 ♪》
《ピアノカレンダー》
0 件のコメント:
コメントを投稿