応援していた、牛田くん、務川くん、イ・ヒョクくんの3人は無事通過…(^^) ♪
それにしても、12人中5人というのはちょっと多すぎるような気もする。「日本人枠」みたいなものがあるのだろうか…(^^;)?
24人中、2次の演奏をまともに聴いたのは7人位なのであまり自信はないのだが、1次の演奏も含めた印象としては、日本人は3人(牛田、務川、今田)くらいかな?と思っていたので少し意外だった。
国別で言えば、ロシアと韓国が2人ずつ、中国は1人になってしまった。もちろん「個人戦」なので国籍は関係ないのだが…。
すでにご存知だとは思うが、2次の通過者(3次へ進んだ)12人の名前を挙げておく。
- 10 Can CAKMUR Turkey ジャン・チャクムル トルコ ★
- 21 Andrei ILIUSHKIN Russia アンドレイ・イリューシキン ロシア
- 22 IMADA Atsushi Japan 今田 篤 日本 ★
- 35 KIM Song Hyeon Korea キム・ソンヒョン 韓国
- 40 Brian LE USA ブライアン・ルー アメリカ
- 41 LEE Hyuk Korea イ・ヒョク 韓国 ★
- 50 MUKAWA Keigo Japan 務川 慧悟 日本 ★
- 78 UMEDA Tomoya Japan 梅田 智也 日本
- 79 USHIDA Tomoharu Japan 牛田 智大 日本 ★
- 90 YASUNAMI Takashi Japan 安並 貴史 日本
- 94 ZANG Xiaolu China ザン・シャオルー 中国 ★
- 95 Andrey ZENIN Russia アンドレイ・ゼーニン ロシア
★印をつけたピアニストは、私の事前予測が当たった6人。またしても確率5割…(^^;)。
…というか、この6人以外のコンペチタは選べなかった、というのが正直なところである。演奏技術などはよく分からないので、自分の好みで選んでいるのだが、他の人たちはあまり差がないように感じた(あくまで私が聴いた範囲で…)。
応援している3人(牛田、務川、イ・ヒョク)についての印象としては、この中ではやはり牛田くんが私の好みに一番近いし演奏もよかったと思う。
ラフマニノフのピアノソナタ第2番も好きな演奏だったし、"SACRIFICE" もなかなか説得力のある解釈だったと思う。低音部・中音部・高音部の音色の彩りもよかった。
ショパンのバラード第1番については、ウチのカミさんと意見が分かれた。カミさんは「ちょっと日本的なコブシみたいなものが入っていて、ショパンコンクールでは通用しないかも…」と言っていた。
私の感想は、牛田くんの表現意欲・個性を感じたし、演奏(音色・音楽の作り方)としても魅力的だったと思った。
務川くんは、ドビュッシーはよかったのだけど、メンデルスゾーンとスクリャービンはちょっと物足りなさを感じた。やや地味な(玄人好み?の)選曲だったのかも知れない。でも、他のコンペチタに比べればよかったと思う。
イ・ヒョクくんは、最初に弾いた"SACRIFICE" が消化不良の感じで、今ひとつパッとしなかった。で、次のプロコフィエフのソナタ第7番もその雰囲気を引きずったような印象で、1次予選で感じた「おっ!いいかも ♪」というのはあまりなかったように思う。
でも、リストのハンガリー狂詩曲第2番で少し持ち直した感じで、気持ちよさそうに弾いていたのが好印象であった。
3次予選では室内楽がある。前回の浜松国際で感じたのは、室内楽ではソロとは違ったピアニストの側面が見られてなかなか面白いということ(↓)。音楽性とかアンサンブル能力というのが試されるのだと思う。楽しみだ…(^^) ♪
→《浜松国際:ムーサさんのピアノ四重奏 ブラボーでした ♪》
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