…ので、とりあえず無料会員に登録して試してみたが、これが予想以上にいい…(^^)♪
きっかけは次の二つの記事。
✏️An All-but-Extinct Piano Plays Once More
✏️ECM’s Catalog Is Finally Streaming. Here Are 21 Essential Albums.
最初の記事は、アレクセイ・リュビモフが「タンジェント・ピアノ」で弾いた C.P.E.バッハの作品集『C.P.E.Bach: Tangere』 の話。そこの試聴が Spotify だった。
二つ目の記事は ECMレコードがついに(2017年11月)ストリーミング配信に踏み切ったという話。その中に、アルヴォ・ペルトの「タブラ・ラサ」とかジェルジュ・クルターグの「ヤーテーコック」などが紹介されていて、興味を惹かれたのだった…(^^)♪
ネットで関連情報を拾ってみると、たしかにクラシック音楽も充実しているという話がいくつも出てくる。クラシック音楽のストリーミング・サービスでは Spotify がトップシェアである、という記事(↓)もあった。
「クラシックのストリーミング市場では現在、金額ベースでスポティファイが40%、ナクソスが25%、アップルが15~20%、アマゾンが10%」
(出典:廉価盤CD大手ナクソス30周年のネット戦略)
ということで、早速試してみることにした次第…。
私の場合、PC がメインなので Web で使おうと思ったら、対応ブラウザが限られていて(Google Chrome、Firefox、Edge)、残念ながら Safari は対象外。なので、アプリをダウンロードして、無料アカウントを登録した。
どの程度の充実ぶりなのか、知りたくて、聴きたいと思う曲やピアニスト名をいろいろ検索窓に入力してみた。結構な数の検索結果(CDの数)が出てくる。
例えば、今年初来日というので少し前にチェックしてお気に入り候補となったヴィキングル・オラフソンを検索してみた。 "Víkingur Ólafsson" と入力してアルバムを見てみると、こんな感じ(↓)。
最近出たばかりの『バッハ・カレイドスコープ』も含まれている。全曲聴いてみたが、なかなかいい。音質はパソコンとイヤホンで聴く分にはまったく問題ない。
ちなみに、アルゲリッチを検索したら170枚ほどのアルバムが出てきた。クラシック(調べたのはピアノだけ…)としての品揃えは問題なさそうだ。
最近、IMSLP の特典の NAXOS が部分的にしか使えないようになることが分かって、どうしようかと悩んでいたのだが、これは私にとってまさに「朗報」…(^^)!
あとは、有料のプレミアム(980円/月)にするかどうか?これは、しばらく普通に使ってみてから考えてみようと思っている。「無料」の主な制限としては下記。
- 30日間で15時間しか使えない
- ときどき広告(15秒くらい?)が出る
- スマホではシャッフル再生しかできない
- 曲をスキップできる回数に制限(6回/時間)
- 高音質モードが使えない
- オフライン再生(ダウンロード)ができない
1. は実際に使ってみないと分からないが、私の使い方だと大丈夫な気もする。残り時間が分からないのが難点だが…。2. は半日使ってみて、1回だけ流れた。オラフソンの CD は全曲通して聴いても広告は流れず。
3. はスマホで使う人には、好きな曲を選んで聴けないので致命的な制限だと思われるが、私の場合 PC メインなので問題なし。他も、とくに大きな問題とは思えない。
…ということで、しばらくは無料会員でやってみようと思っている。
おまけの悩み。そうすると、NAXOS(IMSLP 特典)をどうしようか?
年会費 $22 が、IMSLP の楽譜を見るときに「15秒間待たされずにすむ」ことと、IMSLP に登録してある曲だけは「NAXOS で聴くことができる」ことに見合うかどうか?
そんなに頻繁に楽譜を見たりダウンロードしたりしている訳でもないので、「15秒」は我慢できる範囲のような気もする。Spotify の使い勝手がよければ「NAXOS」はなくてもいいような気もする。
IMSLP の契約更新が 10月末なので、まぁ、それまでに決めればいいか…(^^)?
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