✏️野口英世記念ふくしま国際音楽祭(公式サイト)
2017年までは「野口英世記念ばんだい高原国際音楽祭」という名前だったようだが、今年からは「開催地と内容を拡充し『野口英世記念ふくしま国際音楽祭』として生まれ変わります」とある。ちなみに、今年は野口英世没後90周年とのこと。
この音楽祭を知ったのはまったくの偶然である。
リーズ国際ピアノコンクールで 2位入賞したマリオ・ヘリングのプロフィールがねもねも舎の記事「リーズ国際2018のファイナリスト5名発表」で紹介されていて、そのページが招聘元の藍インターナショナルという会社のもので、その「プロジェクト」(↓)にこの音楽祭があった…という次第。
✏️野口英世記念ふくしま国際音楽祭2018
内容を見ると、「福島県地域創生総合支援事業」の一つにもなっており、震災復興や町おこしの要素もあるようだ。比較的長い期間(7月21日〜12月9日)に地域のあちこち(福島県内 7市町村)で、コンサートやマスタークラスだけでなく、展覧会やマルシェ、食イベントなどいろんな行事が行われる。
なんとなくのどかな感じで、コンサート会場もホール以外に、ホテル、神社、美術館、博物館、野口英世至誠館、などでも行われる。
今年は、「念願の福島訪問を目前にしながら89歳で亡くなったアルド・チッコリーニ」を偲んで「イタリア」がテーマとなっている。
チッコリーニのアシスタントを務めていたピアニストのジェニー・バッソ(Genny Basso)、チッコリーニの愛弟子であったガブリエーレ・カルカノ(Gabriele Carcano)や本山乃弘も参加している。
面白いのは、普通にピアノ、ヴァイオリン、声楽などとともに、邦楽(琴)やオカリナや「口笛」まであるということ。ちなみに、ピアニストとしては、上の 3人以外に、モナ・飛鳥、碓井俊樹などが出演するようだ。
私が知っている名前はアリス=紗良・オットの妹、モナ=飛鳥・オットだけ。名前だけで演奏(音源)は聴いたことがないけれど…(^^;)。
こういう、地域密着型(というのか…?)の音楽祭もあっていいと思う。…のだが、もう少し日本人ピアニストの数が多くてもいいのではないかとも思った。
観光がてらにこういう気軽なコンサートを楽しむのも一興かもしれない ♪
0 件のコメント:
コメントを投稿