2018年9月27日木曜日

シューマン記念館@デュッセルドルフが2020年に博物館に ♪

ロベルト・シューマンとクララが 1852~1854年まで過ごした「最後の家」がデュッセルドルフの Bilkerstrasse 15 にある。

現在はロベルト・シューマン記念館(Robert Schumann Gedenkstätte)になっていて、レリーフ(↓)が掲げられている。ただ、1階部分だけのこじんまりとしたもののようだ。

それが、今回のデュッセルドルフ市の発表によると、約320万ユーロをかけて650平方メートルのちゃんとした「博物館」となることになった。

✏️Komponist Schumann bekommt in Düsseldorf ein Museum
(下記写真はこの記事からお借りした)

© Foto: Horst Ossinger/dpa

シューマンはデュッセルドルフで、全作品の約 1/3 を作曲している。主な展示物は、それらの作品に関する「楽譜、原稿、手紙、プログラムノート」などとなる。これまで未公開だったものも含めた貴重なものとなりそうだ。

その中には、交響曲第3番 変ホ長調 作品97「ライン」(Sinfonie Nr. 3 Es-Dur op. 97 "Rheinische" )の楽譜も含まれるとのこと。

また、クララや子供たちに関する展示物もあるそうだ。

完成&開館予定は 2020年の 10月。


参考:現在のロベルト・シューマン記念館について。

ドイツ語ですが、案内サイトは下記。

✏️Robert Schumann Gedenkstätte


日本語の説明は下記。("http://www.rheinbruecke.de/new_page_9.htm"からの引用)

デュッセルドルフ・シューマン記念館
ロベルト・シューマンとクララ・シューマンが共に暮らした最後の家が、2003年にロベルト・シューマン記念館としてオープンしました。デュッセルドルフのビルカー通り15番にあるこの建物の正面には、それを示すプレートが張られています。内部には、壁にロベルトとクララが描かれた織物がかけられ、当時のまま修復されたターフェルクラビアと呼ばれるピアノが目を引きます。そして、ロベルトがデュッセルドルフで作曲した作品の表題紙が壁に、ガラスケースには実際に使用していた陶器やロベルトの胸像など、思い出の品が飾られています。
また、当記念館の向かいにあるハインリッヒ・ハイネ研究所には、ロベルトの自筆スコアーやロベルトやクララの手紙、肖像画などが所蔵されています。

記念館は地上階1室のみで、通常は開館しておりません。入館希望の方は、Heinrich-Heine-Institut(Bilkerstraße12-14)にいらしてください。



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