数日前、 IMSLP の一般会員(年間22ドル)に登録した。
IMSLP(International Music Score Library Project)は「ペトルッチ楽譜ライブラリー」とも呼ばれる、クラシック音楽の楽譜の Wiki みたいなものだ。家にない楽譜をダウンロードしたりして、結構お世話になっている。
会員にならなくても、無料で楽譜(PDF)をダウンロードできるが、最近、ダウンロードが始まる前に15秒待たされるようになった。会員になると、この待ち時間がなくなる。
…のだが、実はおまけの「Naxos Music Library(NML)へのアクセス」が目的だったりする…(^^;)。
ナクソス・ミュージック・ライブラリとはNMLの紹介ページに書いてあるとおり、「クラシックを中心に、CD100,000枚以上が聴き放題のインターネット音楽配信」である。現時点では 12.5万枚を超えている。
最近、YouTube だけでは物足りなくなってきて、音楽配信サービスに入ろうかと考えていた。クラシック音楽だと、ナクソスくらいしか知らない。ナクソス自体は、1,998円/月(年間 22,140円)のサービス。
アップル・ミュージックが 980円/月なので、ちょっと高いな〜と思っていたら、IMSLP の特典に「Naxos Music Libraryへアクセス可能」とあるのを見つけたのだ。
年間 22,140円が、IMSLP に入会すると年間 2,300円程度、つまり月 200円弱で利用できるわけだ。これは入るしかない!(^^)♪
入会はいたって簡単。「その他」メニューの「Purchase membership」(この入り口だけ分かりにくい…)から、メアドとアカウント名を入れてクレジット決済( PayPal も使える)をする。
…とメアド確認メールがやって来て、確認するとすぐに使えるようになった。
レーベルとして Sony Classical が入っているので、さっそく、前から気になっていたリュカ・ドゥバルグの『スカルラッティ、ラヴェル、リスト、ショパン』やイゴール・レヴィットの『変奏曲の世界(バッハ、ベートーヴェン、ジェフスキ)』を聴いてみた。
なかなかいい。音質(AAC+ 128kbps)も、CD よりはやや落ちるらしいが、パソコンやスマホで聴くぶんには十分だ。
ただ、使い勝手はイマイチである。IMSLP 経由のせいか、英語版になっている。(日本語版が使えないのか研究中)
CD枚数が多いのは嬉しいのだが、検索機能が貧弱なので探すのが大変だ。検索は、作曲家、アーティスト、レーベルから探すのと、キーワード検索がある。アーティストもピアニストとか指定できないので、膨大なリストが出てくる。基本はキーワード検索になる。
例えば "Argerich" で検索すると "about 332" 枚の結果が出てくる。が、20個ずつしか表示されず、並び順も変えられないし、絞り込みもできない…(^^;)…。
当面は、ナクソスやCDレーベルの日本語サイトで聴きたいCDを探して、その情報を元にキーワード検索するのがいいかも知れない。
とはいえ、なかなか使い出はありそうだ。しばらくは夜更かしが続きそう…(^^;)♪
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