2017年11月26日日曜日

「楽譜を見て弾く」じゃなく「手元を見ないで弾く」!

「楽譜を見て弾く」ための練習方法をネットで探していたら、同じような悩みやその練習(矯正?)方法みたいなことがたくさん出てきてちょっとびっくりした。

なかでも「ピアノという楽器は鍵盤を見ないで弾くもの」というのには驚愕…(^^;)!




「楽器(ピアノ)というのは手元を見て演奏するものではない」と書いてある記事は複数見つかった。

パソコンのキーボードと同じで、本来のやり方(ブラインドタッチ)ができないため、やむなく手元を見ているのだ…という。つまり、ピアノも手元を見て弾くのは本来の弾き方ではない…ということらしい。


そういえば、ずいぶん前になるが、「ミスタッチを減らすための方法」を模索していたときに「ブラインドタッチ」という言葉に思い当たり、こんな本(↓)を見つけていたのだが、タイトルには「鍵盤を見ないでピアノが弾ける! 」とある…。

ピアノ・ブラインドタッチ入門 (鍵盤を見ないでピアノが弾ける!)




この目次の最初の方に「指先の触覚を鋭くする」「鍵盤の位置を手で把握する」「指をひろげる」「はなれた黒鍵の位置をつかむ」などというのが並んでいる。このあたりが練習方法のヒントになりそうだ。 いずれにしても、ピアノは「手元を見ないで弾く」のがどうも常識らしい…(^^;)。


それから、「楽譜を見ながら弾けない」or「手元を見ないと弾けない」人たちには2種類あるようだ。

一つはピアノを習いたての子ども。 「ピアノを習い始めた時は、4~8小節ぐらいの簡単な曲が多いので、子どもは楽譜を見て弾くというよりも、音と長さを頭の中で憶えて、鍵盤を見ながら指で再現するような弾き方をします」 ということが下記の記事に書いてある。

子どもの場合は、そのあと「手元を見ないで弾く」練習を重ねて行くのだろうからあまり問題になることはなさそうだ。

✏️手元(ピアノ鍵盤)ではなく楽譜をみて弾けるようになるコツとそのメリット


もう一つが私のような「大人の初心者」「大人になってからピアノを始めた人」。ピアノの先生の中には「大人から始めたほとんどの人は、暗譜でしか弾けない 」とおっしゃる方もおられるようで…(^^;)。

要するに、問題なのは「手元を見ないと弾けない」ということで、そういう人が曲がりなりにも?ピアノを弾こうと思うと「暗譜」せざるを得ない、となる。私のこと…(^^;)!

言い換えると、ピアノをちゃんと習った人たちは「楽譜を見ながら弾く」ことが普通にできて、その先に「暗譜する」がある。

一方、大人の初心者にとっては「暗譜しないと弾けない」のが普通で、その先にある悩みが「楽譜を見ながら弾く」にはどうすればよいか?ということになる。

これは、私の「暗譜」能力に対するウチのカミさんの疑問「ちゃんと弾けてないのになんで暗譜できるの?」に対する解答になっているような気もする…(^^)♪


で、そういう大人はどういう練習をすればよいか?であるが、次の記事が参考になる。

✏️上達のヒント 鍵盤感覚


ここに、練習を始める前のチェック方法のようなことが書いてある。

「いつも弾いている曲が、楽譜を見ながら鍵盤を見ないである程度弾ける」かどうかやってみる、というものだ。

…で、やってみた。結果は惨憺たるもの。

なので、そのあとに説明してある「鍵盤感覚をつかむことからはじめましょう」をやってみようと思っている。最初は「ドレミファソファミレド」とか音階なので問題ないと思うが、黒鍵の位置とかになると自信がない。まぁ、ボチボチやるしかない。

大事なのは、鍵盤を位置をイメージで捉える「鍵盤感覚」だそうだ。

「鍵盤の位置を正しく把握できていないと思ったときに、近くの白鍵や黒鍵を触ってみて、これから弾く鍵盤の位置をつかむというのが、とても重要なことです。本来は、今弾いている鍵盤の位置から、次に弾く鍵盤の位置を全て把握できればいいのですが、慣れないうちは、他の鍵盤を軽く触ることによって、鍵盤感覚を養ってください」

…とのこと。要するに「手探り」で次の音を見つけることで「鍵盤感覚」を養うことができる…ということのようだ。


おまけ。この記事を書いているうちに、昔の記事(↓)を思い出した。

《ピアニストはどこを見て演奏しているか:視点計測動画》


この記事にも書いたが、「手元を見ないで弾く」というとどうしてもケイト・リウ(2015年ショパン国際ピアノ・コンクールの3位)の弾く姿を思い出してしまう…(^^;)。
(最初にあげた写真もこの動画の一コマ)




追記@2019/07/09

その後、バイエルを使って「手元を見ないで弾く」練習をした結果、ある程度できるようになりました…(^^)♪

《バイエルをやることにした→手元を見ないで弾く練習 ♪》

《▼練習メニュー「手元を見ないで弾く」練習グレードアップ ♪》


追記@2023/08/31:旧ブログ記事に戴いた貴重なコメント、転記しておきます。


pia@2017年12月09日 10:05

けもネコさん、おはようございます。
コメント、ありがとうございました。

おっしゃる通りですね ♪ 私も自分の弾き方を思い出すとけもネコさんにかなり近い弾き方になっているような気がします。「だんだんと両手が左右に遠く離れるような曲」についてはまったく同感です。
ただ私の場合、「右手はほぼブラインド」までは到達しておらず、左右をあたふたと見ることが多いような気もしますが…。

「ぼんやり横目で見えている程度」というのがコツなのかも知れないですね。関連する記事を読んでいると「周辺視」という言葉が出てきたりして、それは初見での楽譜の見方の説明なのですが、鍵盤も同じかも知れません。

このテーマはもう少し試行錯誤したいと思っています。これからもよろしく…(^^) ♪


けもネコ@2017年12月08日 12:04

初心者ですが、鍵盤をガン見とまではいかなくても、ぼんやり横目で見えている程度でもなんとかなる気がします。
目をつぶって弾くとかなり難しいですね。

だんだんと両手が左右に遠く離れるような曲になっていくにつれ、もう両方は同時に目で追えなくなりますよね。
少なくとも左右のどちらかは見ないで弾かないと対応できなくなって、自然と感覚で弾かざるを得なくなってきた結果、右手はほぼブラインドです。そういう箇所はガン見すると混乱をきたしますw


pia@2017年11月27日 08:59

jjsdg さん、おはようございます ♪
深夜のコメント、ありがとうございます。
「大人から始めたほとんどの人は、暗譜でしか(鍵盤を見ないと)弾けない 」というのは、大まかな傾向ということでしょうね。人それぞれの流儀というかクセみたいなものがあるのかも知れません。
私の場合、楽譜を見ながらでも(手元をあまり見ないでも)弾けるようになる、というのが当面の目標です。
自分では気がついていなかったのですが、けっこう手元を「ガン見」していたようです…(^^;)。「ピアノというのは手元を見て演奏するものではない」ということを、まずは頭に叩き込まないと…。


jjsdg@2017年11月27日 01:04

pia 様、深夜に失礼します。私は
大人になってからピアノを弾き始めましたが、
暗譜した曲を鍵盤を見て弾こうとすると
焦って大体弾き間違えます。
1オクターブ跳躍する曲を弾く時などは
目標とする鍵盤を観ますが
それ以外は楽譜を見て弾いています。
いろいろですね。
        jjsdg


pia@2017年11月26日 22:14

あずにゃんさん、こんばんは ♪
なるほど、「バイエル前半」にはそういう意味があるんですね…。ポジション移動がなければたぶん弾ける…かな? 念のために手元を見ないでやってみるかな…(^^;)?
今回、練習中の曲(シューベルト)で「手元を見ないで弾く」を試してみましたが、まったくダメでした。まず、鍵盤を見ないで弾くという「考え」も「感覚」も「技術」も、私にはないことがハッキリと分かってしまいました。
まぁ、とりあえず色々と試行錯誤してみようと思っています。
コメント、ありがとうございました。


あずにゃん@2017年11月26日 18:14

お久しぶりです。こんにちは。あずにゃんです。バイエル前半がポジション移動のない初見練習用になっていますので、日本人の教則本を買う必要もないと思いますが、バイエルには常識以前の事は特に明文化されていませんので、先生次第という事でしょうか?
当時は子供でも先生が注意しなければそのままですので、当然難易度の高い曲を弾く辺りで破綻していく訳です。
それではごきげんよう。



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