少し前に、バイエルを使っての「手元を見ないで弾く」練習も一応終わって、今は「サラバンド」をなんとなく手元をぼんやり見ながら弾いている。
でも「手元を見ないで弾く」ことが身についたとはまだ言えないので、ちょっと難しい曲を使って同じような練習をやろうと思っている。
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で、なぜ3枚のポスターの絵を載せたかというと、アンデルシェフスキ、リフシッツ、ピリス の3人のリサイタルを聴きに行くことにしているから…。
それで、そのプログラムで演奏される曲を「予習」するときに、いつもなら YouTube を聴いたり楽譜を見たりするだけなのだが、今回はその曲を使って「手元を見ないで弾く」練習をしようかな…と考えているところなのだ。
もちろん、私にとってはほとんどの曲が手に負えない難しい曲なのだが、まぁ難しすぎるところはとばしながら…(^^;)…チャレンジしてみようかと…。
ちなみに、3つのリサイタルのプログラムはこんな感じ(↓)。
ピョートル・アンデルシェフスキ
- 平均律クラヴィーア曲集第2巻より前奏曲とフーガ6曲(番号未定)
- イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV808
- イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV811
コンスタンチン・リフシッツ
- J.S.バッハ:パルティ―タ(全6曲)BWV825-830
マリア・ジョアン・ピリス
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13 「悲愴」
- シューベルト:3つのピアノ曲 D946
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第32番 ハ短調 Op.111
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そして、バッハの「サラバンド」の方であるが、ベヒシュタインを弾いたあと、何だか少しコントロールして弾けるような感覚が出てきたような気がしている。ベヒシュタインでいろんなタッチを試したのがよかったのか?その辺りはよく分からないが…。
それと「手元を見ないで弾く」練習の効果も少し出てきたような気がしている。両手が離れているような箇所でも不安なくどちらかの手を見ることができるので気持ちも楽だ。
で、暗譜の不安な箇所もなくなってきたし、ミスの確率もわずかではあるが減ったような気がする。なので、そろそろ「止まらずに弾く」「コントロールして弾く」ことを目指した通し練習に移ろうかと思っている。
短い曲なので「ミスなしで止まらずに」というのは頑張ればできると思うのだが…。
昨日の練習では、曲の2/3くらいまでノーミスで弾くことができた。そのとき感じたのは、最後はやはり「集中力」だということ。集中力を適度に持続するコツのようなものがつかめれば、もう少し進歩がありそうな予感はある。
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…ということで、サラバンドはもう少し頑張って、他のパルティータなんかも「手元を見ないで弾く」練習を頑張って、そろそろ次の曲を考え始めたいと思っている。
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