ラフォルジュルネ2017のプログラムが発表された。今年のテーマは「ラ・ダンス 舞曲の祭典」だ。
同時に発表された「LFJ2017の聴きどころ」紹介PDFには「日本クラシック史上最大級となる舞曲の祭典」とうたってある。
「LFJ2017の聴きどころ」PDF からピアニスト関連を抜き出すと、こんな感じ(↓)。[ ] の中はプログラム番号。
◎看板ピアニスト ベレゾフスキー[123、126、224、344]、ケフェレック[127、152]、 エル=バシャ[251、363]、ペレス[157、227、254]も趣向を凝らした独自な演目を
◎日本が誇るピアニスト 小山実稚恵による極め付けのショパン[315]
◎ピアニスト 小曽根真が小曽根版「ボレロ」とピアノ・デュオで大活躍[116、244]
◎ジュネーブ国際音楽コンクールの覇者 萩原麻未が受賞曲ラヴェルのピアノ協奏曲を披露[313]
◎アルゼンチン出身の注目のピアニスト ネルソン・ゲルナーがLFJ初登場[133、156、222、316]
◎世界が注目するベートーヴェン弾き フランソワ=フレデリック・ギィが久々の登場[141、232、257、325、352]
この中で一番聴いてみたいと思うのは、アルゲリッチからも認められたというネルソン・ゲルナーかな ♪ プロフィールは KAIJIMOTOのこのページが詳しい。
2015年に50人のピアニストを「探索」したときに「A-」の評価をしている。
今回のソロ・リサイタルのプログラムは次の通り。室内楽もある。
ネルソン・ゲルナー
ショパン:ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 op.44
アルベニス:「イベリア」から エボカシオン、港、トゥリアーナ
ドビュッシー:「版画」から グラナダの夕べ
リスト:スペイン狂詩曲
それから、ベートーヴェン弾きで有名とあるフランソワ=フレデリック・ギィも、知らないピアニストだがちょっと興味をひかれた。
何となく聞き覚えがあると思ったら、またしても?ねもねも舎のブログ記事だった。この記事の写真を見る限り、なかなか味のある?顔をしている。フランス人のベートーヴェン弾きというのも面白そうだ。
ソロで2曲、ベートーヴェンのソナタを弾く予定だ。彼も室内楽にも出演予定。
フランソワ=フレデリック・ギィ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 op.2-2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 op.31-2「テンペスト」
その他、プログラムをざっと眺めて、ちょっと面白いと思ったものをいくつか挙げてみると…。
高橋悠治・青柳いづみこ
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」(4手版)
高橋悠治さんは前から気になっていたピアニスト。青柳いづみこさんも本はずいぶん読ませていただいたが、演奏は聴いたことがない。
田部京子
吉松隆:プレイアデス舞曲集から
吉松隆:3つのワルツ
(緑のワルツ、虹色の薔薇のワルツ、ベルベット・ワルツ)
グリーグ:ホルベルク組曲(ホルベアの時代から)(ピアノ版)
リスト:ウィーンの夜会 第6番(シューベルトの「ワルツ・カプリス」)
田部京子さんは、日本人ピアニスト37人を「探索」したときに、気に入った4人のピアノストの一人。
曲目も、田部さんの得意な吉松隆の曲や、私の好きな「ホルベルク組曲」が入っているのも魅力的だ。ちなみに、吉松隆さんは割と好きな作曲家の一人である。
他にも、気になるピアニストはたくさんいるので、選ぶのが大変だ。
その前に、初めて聞く名前もあり(マタン・ポラト、ルイス・フェルナンド・ペレス、マルク・ラフォレ、アレクサンドル・ギンジン)、この4人はちょっと調べてみようと思っている。
あとは、やや気になっているレベルとしては、レミ・ジュニエ、酒井茜、金子三勇士あたりかな…。
いずれにしても、2月20日からは「先行抽選販売」が始まるので、急いで決めなくては…(^^)♪
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