シューベルトのピアノソナタ14番(第1楽章)も練習開始から40日になった。《シューベルト:ピアノソナタ14番:出だし順調 ♪》などと書いたわりには、その後はずっと苦労の連続だ。
主な苦労のタネは、付点、トレモロ、オクターブ。それを克服するために練習時間のほとんどを使っているため、普通に弾けるところまでが「練習時間不足」で進み方が遅くなっている気がする。
下の表に、全体的な進み具合をまとめてみた。
提示部は、暗譜ができて、何とか通し練習もできるようにはなって来た。(…という気分のマークが ✅)
難所の1と2も、まぁ何とかなるレベルに近づいて、あと一息かな?という状態である。その「一息」が長いのかも知れないが…。
展開部は "SOS" マーク( 🆘)をつけたが、最後まで手強そうだ。一応、楽譜を見ないで練習できる程度の「暗譜」はできているのだが、2つ(実質3つ?)の難所が立ちはだかっている。
再現部とコーダは、まだ暗譜があやふやなのだが、難所6が何とかなりそうなので、もう少し弾き込めば大丈夫だろうと思う。💟 は「暗譜しなさい!」マークのつもり。
難所について言えば、オクターブと回転系は、あと少し頑張れば何とかなると思う。1週間前に考えた「難所攻略法」(↓)が効いたのか、練習時間が必要量?に近づいたからなのかは分からないが。
最後まで残りそうなのが、難所4と難所5。
難所4は、本当は2つに分けた方がよかったかも知れない。
前半は、「左手オクターブの付点」の連続(↓)。付点のリズムと右手とのタイミングに四苦八苦している最中。
左手に気を取られているため、なかなか右手の音が聴けていないのも、フラストレーションの原因になっている。右手が主旋律のはずなのに…。
難所4の後半は、下記の「両手和音の連続付点」を含む前後16小節ほど。ここが実は最大の難所かもしれない。いまだにリズム感がつかめない…(^^;)。
プロのお手本を聴くと、かなり速いテンポの演奏が多い。たしかに速いと、いい感じで音楽が流れていく。リズム感より先に、速いテンポで弾けるようにする練習が必要なのかも…。
難所5の「右手単旋律の付点」(↓)は、弾くのが難しいというよりは、息の長いフレーズがうまく行かないという感じ。
左手の和音による旋律も出したいのだが、それは私にとっては高級難度…。もう少し「暗譜」を完全にして、まずは楽譜通りに止まらずに弾けることが先決課題だ。
ここはお気に入りの箇所なので、もう少し頑張りたいと思っている。
今月いっぱいやるとして、あと17日。2月は28日しかないのがつらい…。どこまで弾けるようになるのか、やや心配になって来た。
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