「この公演は、水戸室内管弦楽団との共同制作で、アルゲリッチ総監督はベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番を演奏予定。チケット発売など詳しい内容は、2月7日(火)予定のプレスリリースでお知らせします」
…とのことで、「5月17日(水)開演19:00」「会場:iichiko総合文化センター・iichikoグランシアタ」は決まっているようだ。
なんだか、すごい組み合わせ、私にとっては神と女神の共演みたいなものだ ♪ 聴きたいが、別府は遠いな〜。チケットもきっと高いんだろうな…(^^;)。
…とため息をついていてもしょうがないので…それはさておき…?
これを見つけたのは、少し前の記事《「国際ピアノ・シリーズ」@サウスバンクのピアニストたち》を書いたときに、ちょっと気になったことがあったのがきっかけである。
海外の場合、「○○シーズン2017」みたいな名前で、コンサートの年間予定が発表されているのをよく見かける。サウスバンクのような「場所」だったり、「コンサートホール」だったり、「フェスティバル」だったり…。
気になったのは、そういうのは日本にあるのだろうか?ということ。
で、ネットを探してみると、ない訳じゃないが海外に比べると情報が地味(探しにくい)、というのがとりあえずの感想。
その中で、別府の音楽祭は?と思ってチェックしたら、ピンポイントで「小澤征爾・アルゲリッチ」のコンサートを見つけた、という次第。
以下おまけ:見つけたものをいくつかあげてみると…。
●ラ・フォル・ジュルネ2017 リリース文(PDF)
テーマは、「ラ・ダンス 舞曲の祭典」で、5月4日〜6日開催は決まっているが、プログラムの発表は2月中頃。
ピアニストでは、ネルソン・ゲルナーが初参加というのと、レミ・ジュニエ、小曽根真などの常連も…くらいしか情報がない。曲目の一部は上のPDFに載ってはいるが…。
●「ワールド・ピアニスト・シリーズ2017」(KAJIMOTO)
今回見つけた中では、唯一の「ピアニスト」のシリーズ。
ピアニストとしては、ハオチェン・チャン、ダン・タイ・ソン、ネルソン・フレイレ、イーヴォ・ポゴレリッチの4人(だけ?)。
●東京オペラシティ主催公演
エサ=ペッカ・サロネン(指揮者)、エマニュエル・パユ(フルート)などに混じって、ピアノでは、12月6日にピエール=ロラン・エマールのリサイタル(曲目未定)がある。
曲目にもよるが、エマールさんはもう一度聴いてみたい ♪
主催公演以外では、10月10日に「ラファウ・ブレハッチ ピアノリサイタル」がある。これも曲目によるが候補の一つになりそうだ。
●N響「新シーズン(2017年9月~2018年6月)定期公演」
さすがにN響は年間予定を発表している。
その中で一番気になったのがこれ(↓)。エマールさんのソロもある ♪ オペラシティのリサイタルとどっちがいいか…(^^)?
12/2[土] 3[日]~ラヴェル没後80年~
古風なメヌエット、組曲「クープランの墓」、左手のためのピアノ協奏曲、道化師の朝の歌、スペイン狂詩曲、ボレロ
指揮:シャルル・デュトワ
ピアノ:ピエール・ロラン・エマール
その他のピアニストは下記。
- デニス・コジュヒン:ラフマニノフ4番
- クリストフ・エッシェンバッハ:モーツァルト12番
- ジャン・イヴ・ティボーデ:サン=サーンス5番
- 小山実稚恵:モーツァルト20番
- マリア・ジョアン・ピレシュ:ベートーヴェン4番
- アレクサンドル・トラーゼ:ショスタコーヴィチ2番
- ジャン・エフラム・バヴゼ:ドビュッシー「ピアノと管弦楽のための幻想曲」
- ヴィキンガー・オラフソン:メンデルスゾーン「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲」(Vn:庄司紗矢香)
…と、ここで気がついた。日本の他のオーケストラも年間計画くらい発表しているのでは?それを調べれば、来日ピアニストの情報ももっと分かる訳だ。
以前、オーケストラのことを調べたとき(《日米の5大オーケストラ:予算順?楽団員の給与?》)、日本には33のオーケストラがあることが分かった。
まぁ、全部調べるのは無理としてもトップ5くらいは見てみるか…。と思いつつ、今日は力尽きたので、続きはまたそのうち。まだ、ピアノ協奏曲よりはソロ・リサイタルの方に興味があるので…。
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