ふと気がつくと、明日からシドニー国際ピアノコンクールが始まる。涼しげなロゴ(↓)を見て、シドニーは南半球にあることを思い出した。
しまった! 避暑を兼ねて、コンクールを見に行けばよかった、といまさらながら少し後悔している。日本がこんなに急に暑くなるなんて…。ちなみに今日のシドニーは「晴れ時々曇り、8℃〜16℃」らしい。
公式サイトは、なかなか立派で、情報も豊富で(旅行案内みたいなものまで…)、よくできている。
カウントダウン表示まであるのだが(↓)、その上の "ONE OF THE WORLD'S MOST PRESTIGIOUS PIANO COMPETITIONS"(世界で最も権威あるコンクールの一つ)は、宣伝文句とはいえ少し大げさ? Wikipedia の過去の入賞者を見てもほとんど知っている名前がない…。
このコンクール、このところのモヤモヤ解消のためにも、少し真面目に?聴いてみるとするか。解消になるかどうか分からないが…。ライブ・ストリーミングもあるようだし、幸いなことに、時差も1時間しかない(日本+1時間)。
32人の出場者のうち、日本人は Fushiki Yui(伏木 唯)さんただ一人だが、日系アメリカ人の Rachel Kudo もいる。
3月にチェックしたときには、"SAKIYA, AKIHIRO" という名前があったのだが、見当たらない。辞退したのかな? でも、人数は32人と変わってない…、繰り上げ当選みたいなシステムになっているのかな?
スケジュールは下記のようになっている。(R.=Round)
7/6 Gala Concert(審査員等による)
7/7-8 Preliminary R.1(20分*32人)
7/9-11 Preliminary R.2(30分*32人)
7/13-14 Semi Final R.1(65分*12人)
7/15-16 Semi Final R.2(室内楽*12人)
7/19-20 Final R.1(18世紀協奏曲*6人)
7/22-23 Final R.2(19/20世紀協奏曲*6人)
スケジュール表に、"YAMAHA" とか "FAZIOLI" とか書いてあるので、あれっ?と思って調べたら、このコンクールでは、全ピアニストが4種類(上記+"Steinway"、"KAWAI")のピアノを全部使うことになっているようだ。
ピアニストはホールに備え付けのピアノを使うのだから、何でも弾きこなす必要がある、という考え方らしい。さすがに "Final" は自分の好きなピアノを選べるようだが…。まぁ、ちょっと面白いかな…。
あと、Semi Final の Round 1 までは、20分、30分、60分のリサイタル形式なのだが、すべて自由曲("own choice")で、リサイタルの構成の仕方も審査の対象となるとのこと。
さらに、Semi Final の 60分は 65分までOKで、そこでアンコール曲を弾くこともできる。これは、いろんな曲が聴けそうで楽しみだ。
制約としては、2人以上の作曲家の曲を含めることと、どこかに1曲はオーストラリアの作曲家の作品を入れること、だそうだ…。ん?「オーストラリアの作曲家」?誰がいたっけ?思い出せない…。
…ということで、次回に続く(明日までに調べてみよう)…(^^;)。
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