シドニー国際ピアノコンクール、室内楽は少しは面白いかと思って何人か聞いたが、ほぼ期待はずれだった。
昨夜、6人のファイナリストが発表された(↓)が、今回はセミファイナリスト12人のときに比べると、まあ順当な選択だと思う。
ファイナリストの6人は下記。
Kenneth Broberg(アメリカ)
Moye Chen(中国)
Andrey Gugnin(ロシア)
Jianing Kong(中国)
Oxana Shevchenko(カザフスタン)
Arseny Tarasevich-Nikolaev(ロシア)
浜松国際で第3位のアレクセイ・メリニコフが残れなかったようだ。
6人はそれほど大きな実力差があるとは思えないので、ファイナルの出来しだいだと思うが、個人的な好みで言えば、中国の「変顔くん」(Moye Chen)あたりに頑張ってほしい。
あとは、ちょっとクセがあるが Jianing Kong(彼も中国)くらいかな…。知名度?で言えば Arseny Tarasevich-Nikolaev(ロシア:タチアナ・ニコラーエワの孫)ということなのかな…。
誰が優勝するかよりも、そのあとの「コンクール後の支援」(↓)によって、そのピアニストがどう成長していくか、の方に興味がある。
ゲルギエフのマリインスキー国際ピアノフェスティバルでの演奏や、オーストラリアやヨーロッパでの演奏契約、ロンドン・フィルとの共演、ハイペリオン・レコードでのCD録音、キャリア支援、等々。詳しくは《シドニー国際ピアノコンクール、変貌の舞台裏》。
ファイナルは7月19日(火)から始まる。→スケジュール
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