浜松国際ピアノコンクールまであと10日ほどになった。で、何気なく出場者の写真を眺めていたら、なんと、アムランを発見したのだ!
先月のショパンコンクールで、惜しくもチョ・ソンジンに及ばず2位となったシャルル・リシャール・アムラン(カナダ、26歳)である。
《ショパンコンクールの採点表、面白い♪》の記事で紹介したように、1位のチョ・ソンジンとの差はわずか5ポイント(143点と138点)、1位をつけた審査員も10人と9人、満点をつけた審査員はともに2人、という接戦だった。
アムランがコンチェルトで第1番を選んでいたら、1位になっていたかも知れないという記事もあった。9人が第1番を弾いた中で、アムラン1人が第2番を選んだ。そのせいかどうか、オーケストラの演奏がひどかった(練習不足だった)らしい。
そのアムランが浜松国際に出るのだ!♪
でも待てよ…。(世界最高峰と言われる?)ショパンコンクールで2位になったピアニストが、浜松国際というアジアのコンクールに本当に出るのだろうか? チャイコフスキーコンクールで2位になったジョージ・リーがショパンコンクールを辞退した例もあることだし。
ピアノ・ファンとしては出てほしいと思うのだが、本人としては「ショパコン2位になったからもういいか…」とか「浜松国際でヘタな成績だとまずいよな〜」とか思わないのだろうか? ゲスの勘ぐり…(^^;)?
一方で、審査員もショパコンとかぶっている。海老彰子さんとマルタ・アルゲリッチ。審査する方もやりにくいとかないのだろうか?(余計なお世話か…)
まぁ、いずれにしても始まる頃には判明しているだろう。もし出場するようなら、間違いなく優勝候補の一人である。
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