たまに浜松国際ピアノコンクールの公式サイトをパラパラ見ているのだが、とてもいい資料を見つけた。6月11日の第9回浜松国際ピアノコンクール記者発表の資料である。
会社時代に慣れ親しんだパワポ形式で、かつ要点がコンパクトにまとめられているので、とても分かりやすい。※追記@2022/10/18:残念ながらこの資料は現在見当たらない…
その中に、「応募総数 449人(42ヶ国1地域)」「出場承認者 87名(21ヶ国1地域)」とあるが、各国/地域別の人数などが詳しく(数表やグラフも)書かれていて面白い。応募者数は過去最多とのこと。
ちなみに「承認者」の方は「平均年齢:24.1歳 (2015.6.11現在) 、17歳〜29歳、男 性:66人 女 性:21人、日本国籍:20人 外国籍:67人」というのが全体像である。
年齢の分布は次のグラフのようになっている。
ちなみに、応募者全体の年齢分布は下記のとおり。
数字が並んでいると、ついつい計算してみたくなる(会社時代のクセ?が抜けない)。今回の「承認率(合格率)=承認者数/応募者数」の比率を上位8カ国について計算してみた。(下表の右端)
日本での開催なので、日本・韓国・中国は承認率が低い(応募者が多い)のは、まあ当然なのだろう。
資料を見ていて、2次予選の課題曲に日本人作曲家の新作(7分程度の曲)が含まれているのを発見した。こういう取り組みはとてもいいことだと思う。どんな曲なのか、期待したい。
ちなみに、楽譜は承認者に3カ月前に郵送されるようだ。(もちろん暗譜なんだろうな〜)
このコンクールは、協奏曲だけでなく、3次予選で室内楽もあり、曲(作曲家)もバラエティーに富んでいるので、けっこう楽しめそうだ ♪
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