シューベルトの即興曲 op.142-2、10月21日から練習しているので、今週末で1カ月となる。ここに来て、再び「仕上がり」のレベルで悩んでいる。
「仕上がり」と言ってもかなり低いレベルの話である。発表会で演奏するわけではないし、誰に聴かせるわけでもない。趣味の範囲で「自己満足」できればよしとする、という基本スタンスは変わっていないのだが…。
その「自己満足」できるレベルが少しずつ上がっているのかもしれない。今までのように「なんとか(ミスしながらも)弾けて嬉しい」だけでは物足りなくなってきたようなのだ。
では、どこまで出来るようになれば「仕上がった」と言えるのか? 今回の曲で、少し具体的に考えてみる。
まず、基本的な「なんとか弾ける」については、ミスしながらも通して弾けるようにはなった。3カ所の難所もあと一息のところまでは来ている(と思う)。難所③はもう少し頑張る必要がある。
難所①:15小節目のターン→まぁ良しとするか?
難所②:76小節目の左手のトリル→ごまかせてる?
難所③:66小節目の飛ぶ音→成功確率低い
次に、今回の課題にあげた3項目については、かなり苦戦中。
①右手和音の旋律出し+歌う(A部分)
→ゆっくりであれば少しは出来るようになった。
→「歌う」ところまではなかなか難しい。
→繰り返しの「弾き分け」ができてない。
②アルペジオ+際立たせる音(C部分)
→ある程度出来るようになった?
→音の飛ぶ難所③は成功確率が低い。
→そのため「盛り上げ」がイマイチ。
③小さい音でもくっきり(全体)
→全体的に苦戦。
→弾き方がよく分かってないようだ…。
それから、出来て当然のはずの次のような基本項目は、一朝一夕では難しいと思っているので「棚上げ」状態である。部分的には気にしているが、まぁ、かなり目をつぶっている部分である。
・強弱、フレージング、テンポ(アゴーギク)など
・タッチ、アーティキュレーション、ペダルなど
今回の曲について言えば、ペダルについては少し気にしている。小さな音をクリアに出すためのタッチも気にしているが、なかなかうまく行かない。強弱も大まかにはつけているつもり。rit. も一応。
…と、一通り分析のようなことをしてみたが…。自己満足度を上げるには、要は「あと一息」「苦戦」「難しい」などと言っている部分を出来るようにするしかないのだろう…(^^;)。
…と書いてきて考えたのは、問題はそのやり方がよく分かっていないことにあるのではないか、ということ。「やり方」というのは、技術的な弾き方(演奏技術)とそれを出来るようにするための練習方法と、両方である。
なんだか「当たり前でしょ」というような結論になってしまったが、大人(素人の趣味人)ならではの効率的な?練習方法を考えながら、あと1週間頑張ってみることにしよう♪!
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