2014年10月18日土曜日

日本の現代ピアノ曲を探す(最終回):三善晃「波のアラベスク」

「日本の現代ピアノ曲を探す」シリーズと(勝手に命名)して、7月から私のお気に入りピアノ曲を探してきたが、ピティナの「日本出身の作曲家の一覧」の276人を一通りチェックし終わった。ほかにも聴くべき日本人作曲家はいると思うが、とりあえずこのシリーズは今回で終わりとしたい。

結果としては、17人28曲をリストアップした(→《【現代ピアノ曲】日本人作曲家》)。もう一度聴くと違った印象・評価になるものもあると思う。少し時間をおいて、聴き直してみようと思っている。


今日、最後にご紹介するのは三善晃の曲である。子どものための曲であるではあるが、これがなかなか良くて気に入った。この動画も子供が弾いているのだが、いい感じだ。


この曲は、『子どものピアノ小品集 海の日記帳 (三善晃)』という曲集の中の一曲である。ピティナの特集ページでも詳しく紹介されているところをみると、ピアノの先生方にはなじみの曲かもしれない。



上記の特集によると、「三善晃先生48歳のときの作品。こどものための作品集としては『音の森』(1978)に続いて2作目」ということになるらしい。28曲からなっており、「波のアラベスク」は最後の曲で、この曲集では一番難しいランク付けになっている。(全28曲が3段階にランク付けされた一覧表が掲載されている)

28曲も入っているので、ほかにもいい曲があるかもしれない。一度、ゆっくり聴いてみようと思っている。


さて一方で、まったく進んでいないのが《【現代ピアノ曲】外国人作曲家》のほうだ。現代作曲家のいいリストが見つかってないので、探し方から考える必要がある。でも、こちらも継続したいと考えている。



【関連記事】
《【現代ピアノ曲】日本人作曲家》

《【現代ピアノ曲】外国人作曲家》


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