なにせ、ピアノの楽譜というのは意外と重い。それを、仕分けしながら部屋中に並べたのだ。基本教材のようなもの(ツェルニーとかソナチネ・アルバムとか)と、曲集的なもの(発表会向けのピアノ曲集など)と、カミさん用の楽譜(ちょっと難しいバッハとかドビュッシーとかラヴェルとか)と、連弾の曲集と…。
それから「私の練習用?」というジャンルも作ってみたのだが、眺めてみると今ひとつピンと来ないものとなった。全音の楽譜の第1課程〜第4課程くらいのものが中心である。バッハの「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集」とかギロックとかが入っている。まあ、ときどき弾いてみるかもしれないが…。
ここでやめておけばよかったのだが、ちょっと時間があったので「目録」を作ってみることにした。結局、これもそれなりに時間がかかってしまった。でも、いろんな曲があることが分かって、ちょっとした勉強にはなった。
さらに、古い楽譜でけっこうボロボロになったものがいくつかあり、あまりに可哀想な状態だったので修復してみることにした。
カミさんによると、「ボロボロになったのに気づかないほど練習に熱中してたのよ♪」「昔の楽譜は紙質がよくなかったのね(^^)」、とのこと…。
表紙が外れただけのものは比較的簡単であったが、ページが半分近くバラバラになったものもあって、こちらは苦労した。木工用のボンドを取り出して、両面テープを使ってと、小学生時代の工作の時間を思い出しながら、なんとか本の形には出来た。
上の写真は、かなり前に修復?されたもの(ガムテープはないよね…)であるが、楽譜棚に入れたときに何の楽譜か分からないので、背表紙をつけてみた。
かなり年代物の "Peters"版だ。これだけ使ってもらえれば、楽譜も本望?だろう。ちなみに、昨日から練習し始めた「悲愴」ソナタはこの楽譜を使っている。
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