ちょっと気が早すぎることは百も承知なのだが、次の選曲が気になり始めた。きっかけは昨日の記事である。
どうせ練習するなら、弾いて楽しい、やりがいのある曲、弾けるようになると嬉しくなる曲をやりたいと思う。問題はそれをどうやって選ぶか、である。
以前、《【ピアノ練習】大人のための選曲(初級~中級)》という記事で、選曲の悩みと考え方を書いたことがある。そのときにあげた選び方のポイントは次の5つであった。
a. 弾いて(弾けるようになったとき)嬉しいこと
b. 弾きごたえ(手ごたえ?)があること
c. 上達が実感できること
d. 飽きないこと
e. 頑張れば弾けそうなこと
ベートーヴェンの「悲愴」ソナタで感じた問題は、a.とb.にあたる。難所だらけなので、なんとか弾けるようになれば、c.の「上達の実感」は問題ないが、e.の「頑張れば弾けそう」かどうかは今のところ分からない。
まあ、そういうことはひとまず置いて、「弾きたい曲は何か」というところに戻って考えればいいのでは、とも思うのだが…。弾きたい曲のほとんどが、頑張っても弾けそうもないことが問題なのだ。
その代表がバッハのフーガである。挫折を繰り返しているので、トラウマのような感じになりつつある。「悲愴」ソナタが予定通りに行けば、今年最後の曲はバッハ(できればフーガ)にしたいと思ってはいるのだが。
バッハ以外では、ドビュッシーあたりの近現代なのだが、ラヴェルは難しいし、それより現代に近づくともっと難しいのだと思う。日本人作曲家の現代曲も興味はあるが、面白いと思う曲ほど難しそうである。
ということで、少し煮詰まってきたので、何か新しい展開?を考えなくては! これまであまり気にしてなかった作曲家とか、思い切ってポピュラー系とか。
ここしばらくは「聴いて楽しむ曲(とくに現代曲)」を YouTube で探してきたが、「自分が弾いて楽しむ曲」という視点に切り替えて、少し幅広く探してみようと思う。
鬼が笑うほど早すぎるとは思うが、来年のテーマみたいなものが見つかると嬉しい。
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