《鍵盤音楽史:現代》の 2人目で、アラム・ハチャトゥリアン(Aram Khachatrian, 露, 1903-1978)を聴き始めている。なかなか記事がまとまりそうもないので、とりあえずとりとめのない感想などをメモしておきたい。
ちなみにこれ(↓)は、アルメニアの紙幣(50ドラム)のハチャトゥリアン ♪
ハチャトゥリアンというと「剣の舞」(バレエ『ガヤネー(ガイーヌ)』の中の一曲)、フィギュアスケートのファンだと、浅田真央の「ワルツ」(仮面舞踏会)が加わる。
そして、子供向けのピアノ曲として二つの「こどものアルバム」(「少年時代の画集」と「少年時代の響き」)がある。
でも、それ以外のピアノ作品って何があるんだろう?ピアノ作品以外でも、例えば交響曲とかあるんだろうか?
《鍵盤音楽史:現代》の勉強でハチャトゥリアンを調べ始めたときの、私の知識はこんな感じだった…(^^;)。
あと、少しして思い出したのが、ハイク・メリクヤンというピアニストに関する記事にコメントを戴いて、ハチャトゥリアンの「トッカータ」という曲を知ったこと…くらい。
この曲はちょっと気に入っている…(^^)♪
ちなみに、家に「少年時代の画集」の楽譜があったので、昔「初見の練習」と称して、少し弾いてみたことがある。
…で、ここからは今回調べながら思ったことなど…。
まずは、日本で出版されている楽譜って何があるんだろう?…と思って検索したら、とりあえず「全音」のページが見つかった。
ピアノのところを見ると、こんな感じ(↓)だ。重複は省いてある。
- こどものアルバム第1集 少年時代の画集
- こどものアルバム第2集 少年時代の響き
- ピアノ・ソナタ
- ピアノのためのトッカータ
- ピアノ作品集[ワルツ、カプリース、ダンス、ポエム、ソナチネ]
- 組曲「ガイーヌ」ピアノ・ソロ版(中島克磨編曲)
- 組曲「仮面舞踏会」ピアノ・ソロ版(中島克磨編曲)
「ピアノ・ソナタ」もあるようだ。あと「ピアノ作品集」に 5曲。やはり、こんなもの?
次に Wikipedia を見てみた。
ピアノソロ曲としては、上の楽譜ですべてのように見える。あと「2台のピアノのための組曲」というのがあり、オーケストラとピアノの作品としては「ピアノ協奏曲」と「ピアノと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディー」の二つ。
…と、ここまでの知識を元に YouTube でいろいろ聴いてみた。詳しいことは《鍵盤音楽史:現代》の記事にまとめるとして…。
ハチャトゥリアンのピアノ作品を聴くのはほとんど初めてだと思うのだが、全体的にわりと好きかも…(^^)…と思い始めた ♪
とくに気に入ったのが「ピアノと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディー」。それと、「ピアノ協奏曲」も好きかも知れない。
ソロ曲としては、「トッカータ」はもちろん好きだし、「ソナチネ」(何となく聴き覚えがある?)もちょっといい感じだ。「ピアノソナタ」も、まだ十分に聴けてないが、悪くないと思う。アルメニア?の民族音楽と現代音楽の組み合わせがいいのかな…?
それと、全音の楽譜一覧にも Wikipedia にもない作品を一つ発見した。それが「7つのレチタティーヴォとフーガ」。この CD(↓)に入っていたもの。
グネーシン音楽専門学校で学んでいた時期に書いた7つのフーガに、40年ほどあとにレチタティーヴォを付けて「組曲」としたもののようだ。
この「7つのレチタティーヴォとフーガ」を Spotify で一通り聴いたのだが、ちょっと気に入ったかも知れない。もう一度聴いてみようと思っている。
YouTube で探したら、バラバラに音源があるようだ。例えばこれ(↓)。
…ということで、他にもいいピアノ曲があるような気がしているので、もう少し探索してみようと思っている ♪
おまけ。《難易度別ピアノ曲》にハチャトゥリアンを入れていたっけ?…とふと思いついて確認したら、入ってなかった。近々追加しようと思う…(^^;)。
ちなみに、出典元の『あるピアニストの一生』には次の曲が載っている。
✏️ハチャトゥリアン <ソナチネ><ソナタ>(難易度:16/10/17、25)
✏️ハチャトゥリャン 少年時代の画集(難易度:7〜12)
✏️ハチャトゥリャン こどものアルバム(難易度:5〜16)
ちなみに、田所先生の評価(生徒の練習・発表曲としては…)はあまり高くないのかな…(^^;)? ソナチネの第2・3楽章は「推薦」となっているが…。
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