■ 曲としての感想・難易度
使ったのは『ハチャトゥリアン 少年時代の画集』、レベルとしては全音のランクで「初級2」。
曲としての好みで三段階評価(○△×)、難易度で三段階評価(簡単な方からABC)をしてみる。(あくまで「個人の感想」です…。)
1 小さな歌 ○A
2 スケルツォ ○A
3 お友だちは病気 ×B
4 誕生日のパーティー ×C
5 エチュード ○B(指定の速さだとC?)
6 昔のお話 △B
7 木馬 ×C (リズムが苦手)
8 フォークダンス △B
9 バレエのひとこま ×B
10 フゲッタ ×C
大人の初心者が弾いてもいいかなと思ったのは、1番、2番くらい。5番は指定の速さより少し遅めに弾いて(私は遅めにしか弾けない…)、かつペダルを使うと(ペダルなしでと書いてあるが…)きれいな曲になる。
■ 初見練習の感想
練習の目的は「初見」と「音のパターンの経験」を増やすことであった。音のパターンという意味では、なにせハチャトゥリアンでもあったし、音もリズムも新鮮であった。では、初見の練習にはなったのだろうか。感じたことを書いてみる。
音符の数は多くないし、調性も♭3つと4つが1曲ずつ。なのだが、なにせ臨時記号が多いのと、不協和音的な音が多いので、初見には(私のレベルでは)かなりきつい。楽譜どおりに弾けていても、出てくる音が正しいのかどうか即座には判断できないことが多々ある。ときどき出てきた音に驚いて止まったりすることも…。
それとリズムも、変則的というほどではないが、初見で弾くには少しむずかしい曲もある。10曲目の「フゲッタ」はフーガ風の作りなので、ポリフォニー的なむずかしさも加わる。
とりあえず、ハチャトゥリアンが終わってほっとした、というのが正直な感想。次の曲集は『ギロック 発表会のための小品集』の予定。レベルも「初級1」なので、少しは楽になるはずである。楽になったぶん、脱力の練習も兼ねられるといいのだが…。
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