これも昔から聴き慣れた、好きな曲の一つ♪ …なのだが、なぜかまたしてもお気に入り演奏を見つけるのに少し苦労した…(^^;)。
BWV1042 🎼バッハの作品一覧/Wikipedia
「2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調」や「ヴァイオリン協奏曲第1番」と同じく聴き慣れた曲である。…といっても、聴くのはもしかすると 40年ぶりくらいかも…(^^;)。
若い頃に親しんだ曲というのは、そうそう簡単には忘れないらしい。
その忘れないイメージのような記憶があるせいか、第1番のときと同じように、お気に入りの演奏を見つけるのにかなり時間がかかってしまった。
面白いのは、昔聴いていたはずのアイザック・スターンとかオイストラフなどの演奏が気にいるかというと、そうでもなく、やはり古めかしい印象をもってしまうこと…(^^;)。自分の耳も時代に沿って変化してきたということかも…。
YouTube の検索で出てくるものの中には、なかなか気に入った演奏が見つからず、例によって Spotify のお世話になった。こちらには沢山の CD が並んでいる。
まずは、手当たり次第に第1楽章の冒頭を聴いて気に入ったものを 5つほど見つけて、全曲を聴いてみた。ヴァイオリンの音色が気に入っても全体のアンサンブルがちょっと違うかな?…とか、その逆とか…でなかなか一つに絞り込めない。
だんだん、自分の耳や「イメージ」に自信がなくなってきて…(^^;)。
…で、結局最後に選んだのはこの CD(↓)。演奏は、 Emmy Verhey(エミー・ヴェルヘイ、1949〜)というオランダのヴァイオリニストとAmsterdam Bach Soloists。
エミー・ヴェルヘイは初めて聞く名前だが、2015年で引退しているようだ。
検索条件("Emmy Verhey")を追加して検索したら、YouTube にも上の CD の音源があった。下記リンクは BWV 1042 が始まるタイムスタンプ(00:14:22)を入れてある。
この作品は「チェンバロ協奏曲第3番 ニ長調」BWV1054 に編曲されている。
ただ、聴いた感じでは、ヴァイオリン協奏曲で通奏低音を弾いている楽器なので、どうしてもその印象があって、ソロ楽器としての存在感が薄いような気がしてしまう。
Croatian Baroque Ensemble と Aapo Häkkinen(アーポ・ハッキネン、1976〜)というフィンランドのハープシコード/クラヴィコード/オルガン奏者の演奏。
伴奏は 4人しかいなくて弦楽四重奏とハープシコードという感じなのだが、ちょうどいいバランスかも知れない。
ピアノで弾いた方がソロ楽器としての存在感が感じられるかも?…と思ってピアノの演奏を探してみた。このシプリアン・カツァリスの演奏(↓)がなかなかいい感じだ。とくに第2楽章は美しい ♪
…でも、やっぱり元のヴァイオリン協奏曲の方が好きかも…(^^;)♪
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