新しく選んだ曲は、同じ op.35「6つの前奏曲とフーガ」から 4番目のフーガである。
この曲はわりと気に入ったのだが、後半ずっと 8分音符が連続しており(↓)、難しそうなので今回は諦めることにしていたものだ。
最初に選んだ op.35-5 の前奏曲を 1日でやめることにして、このフーガを改めて弾いてみたのだが、少しテンポを落とせば何とかなるかも?…と思えたので、ちょっと苦手なパターンではあるが、トライしてみることにした。
で、op.35-5 の前奏曲(↓)を 1日でやめることにした理由であるが、二つある。
一つは、思ったより弾けてしまったこと。前の記事に「難易度的にはちょっと厳しいかも知れない」と書いたのだが、実はそうでもないのかも知れない。
譜読みのつもりで弾き始めたのだが、楽譜を見ながら弾き進めているうちに最後まで到達してしまった。もちろん、途中でひっかかりながらではあるが…。
楽譜を見ながら、何度か「通し練習」?をしているうちに、何だか物足りなさを感じてきた。練習ポイントだと思っていた「和音の連打」と「旋律を際立たせること」も何となく出来ている気がしてきたのだ。不十分なことはもちろんだが…(^^;)。
そして、二つ目の決定的な理由は「曲が暗いこと」。
選曲前の試し弾きでも薄々感じていたことではあるが、本気で弾き始めるとその「暗さ」が倍増してきて?…とても 1ヶ月弾き続けることは出来そうもない…と思えてきたのだ。
「目の前に春!」というこの季節にはどうもふさわしい曲ではなかった。
…ということで、今回はあっさりと「選曲ミス」を認めて、別の曲に切り替えることにした。これまで練習してきた曲の中で、練習期間の最短記録を更新してしまった…(^^;)。
昨日から op.35-4 のフーガを練習し始めたのだが、現時点の感触としては「練習しがいがありそう」という感じだ。簡単ではないが、頑張れば何とかなりそう…かな?
少しゆっくり目のお手本演奏を探してみた。極端に遅いものは見つからなかったが、この演奏(↓)なんかは、弾き方も含めてゆったりした感じでいいと思う ♪
弾いているのは、シンガポール出身の Frances Lee というピアニスト。
さて、気を取り直して練習しよう…(^^)!
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