ぴあのピアノ♪: ラフォルジュルネにあのジャン=バティスト・ドゥルセが登場 ♪

2020年2月19日水曜日

ラフォルジュルネにあのジャン=バティスト・ドゥルセが登場 ♪

昨日発表されたラ・フォル・ジュルネ 2020 のプログラムの中に「11人の若手実力派ピアニストたちによるベートーヴェン・ピアノソナタ・ツィクルス」というのがあった。

どんなピアニストたちなのか気になったので軽くチェックしてみた。その中に、2019年のロンティボー国際ピアノコンクールでちょっと話題になった？ジャン=バティスト・ドゥルセの名前があった。

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話題？のドゥルセくんの前に「11人の若手実力派ピアニスト」の名前を挙げておく。

ダヴィッド・サルモン David Salmon
イーハン・ワン Yiheng Wang
ジャン=バティスト・ドゥルセ Jean-Baptiste Doulcet（仏、27歳）
マニュエル・ヴィエイヤール Manuel Vieillard
サイキ・マリナ
ウェイ=ティン・シェー Wei-Ting Hsieh（台湾、24歳）
タンギー・ド・ウィリアンクール Tanguy De Williencourt
オカダ・コウジロウ
ヌール・アヤディ Nour Ayadi
エリック・ブレール・ゲナント・ノッテボーム Erik Breer Genannt Nottebohm
ホルヘ・ゴンサレス・ブアハサン Jorge Gonzalez Buajasan（キューバ、26歳）

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若手ということで、Google や YouTube の検索で見つからないピアニストが多い。YouTube で聴いた音源は下記。ジャン=バティスト・ドゥルセを除いて、私の好みに合うピアニストは少ないようだ。

ジャン=バティスト・ドゥルセ
♪ Jean-Baptiste Doulcet at Long-Thibaud-Crespin 2019 - Final Round: Recital - FULL PERFORMANCE

マニュエル・ヴィエイヤール
♪ Manuel VIEILLARD Concours International Piano 2017

ウェイ=ティン・シェー
♪ #LeedsPiano2018 - Wei-Ting Hsieh

タンギー・ド・ウィリアンクール
♪ Franz Liszt : Tanguy de Williencourt au piano

ヌール・アヤディ
♪ Nour AYADI plays Schumann: Symphonic Studies | Debussy: Préludes Book II | Stravinsky: Petrushka

ホルヘ・ゴンサレス・ブアハサン
♪ Quarts de finale 2019 | JORGE GONZÁLEZ BUAJASAN

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さて、「話題？のジャン=バティスト・ドゥルセ」である。

彼は昨年 2019年のロンティボー国際音楽コンクール（ピアノ部門）の４位入賞者だ。三浦くん・務川くんが１位・２位となったコンクールである。

このドゥルセくん、ロンティボーの演奏をネットで聴いたときは、あまり印象に残らなかったピアニストだった。なので、YouTube を見るまで気がつかなかった…(^^;)。

《ロンティボー（ピアノ）Final Recital 聴いた ♪》

で、思い出したのは、このコンクールでアルゲリッチ審査員長が途中でいなくなった（審査結果が気に入らなかった…？）という話と、授賞式でのブーイングの話と、のちに「ロンティボーは怪しい審査結果で再び道を誤った」という手厳しい批判を受けたこと…。

いろんな記事から見えてくるのが、「聴衆賞」を貰って拍手喝采を受けたドゥルセくんが本命だったのでは？ということ。もしかすると１位（または１位なしの２位？）だったかも知れない…という話。まぁ、地元フランスの贔屓というのもあるかも知れないが…。

《パデレフスキ:古海さんSemifinalへ（付:ロンティボーの booing）》

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それはさておき、今回聴いた中ではただ一人このジャン=バティスト・ドゥルセがいい感じに思えたのだ。透明感のある音でキビキビした感じが好印象だ。

ただ、他のピアニストの演奏が、私の好みからするとイマイチだったので、ドゥルセくんが際立ったのかも知れない。ロンティボーで聴いた時はあまりピンとこなかったし…？

もう一度、落ち着いて聴いてみようと思う ♪

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ところで、今回のラ・フォル・ジュルネであるが、個人的に都合が合わないので聴きには行けないのだが…。ざっとプログラムを見た印象としては、やや来日ピアニストの魅力が落ちてきた（マンネリ？）かも…という気がしないでもない。

どうしても聴きに行きたいと思うプログラム（ピアニスト）が少ない。藤田真央くんとか福間洸太朗くんあたりは聴きたいと思うが、来日ピアニストで言うと、アンドレイ・コロベイニコフ、アンヌ・ケフェレックさんあたりは聴いてもいいかな？…というくらい。

もちろん、名前を知らないピアニストもいるので、その中に凄いピアニストがいるかも知れないのだが…。まぁ、今年は静観…(^^;)？