で、徒然なるままに…という感じにはまったくそぐわないのだが、いま聴いているのはアルフレート・シュニトケ(ロシア、1934 - 1998)の「ピアノと弦楽のための協奏曲Op.136」という曲。まぁ、現代音楽と言っていいだろう(1979年の作品)。
Alfred Schnittke - CONCERTO FOR PIANO AND STRING ORCHESTRA - OP. 136
この曲を選んだのは、デニス・マツーエフの最新CD「ショスタコーヴィチ、シュニトケ、ルトスワフスキ: ピアノ協奏曲集」の記事に、この曲が「世界初録音です」と書いてあったから。初録音とすれば、今聴いている録音は何なのだ?と思わなくもないが…(^^;)。
この YouTube 動画には、残念ながらピアニスト名などの情報はない。
聴いた感想としては…「現代曲だなぁ〜」「これ、マツーエフが弾くと凄いことになりそうだなぁ〜」という感じ。まぁ、よく言えばダイナミック、面白い部分もあるが、少なくとも私の好みではない。マツーエフの演奏を聴くなら最後列の席かな…(^^;)?
ところで、今年の目標の一つが「現代ピアノ曲のお気に入りを10曲見つける」なのだが、ピアノ協奏曲も候補にいれようかな…と思い始めた。なんとなくピアノソロの曲をイメージしてはいたのだが、オーケストラが入った方が現代曲は面白そうな気がきしてきた。
…ということで、次に聴き始めたのが、マツーエフのCDにもあった、ルトスワフスキのピアノ協奏曲。YouTube にツィマーマンの演奏があった。ヴィトルド・ルトスワフスキ本人が指揮するBBC交響楽団だ。この曲はちょっと好きかも…(^^)♪
♪ ルトスワフスキ: ピアノ協奏曲 ツィマーマン 1989
…と、長くなってきたので「いくつか」拾い集めるつもりだったが、あと一つだけ。ピアノと関係ないが、大変なことになっている新型コロナウィルスで気になる記事が…。
✏️武漢肺炎(新型コロナウイルス)で日本人がアメリカに渡航できなくなる日
すでに似たような記事が色々出ているが、日本政府の対応が世界から(特にアメリカから?)強烈に批判されているようだ。まぁ、日本のテレビを毎日見ていていると「そりゃそうだろう…」と思わざるを得ないが…。
中でも「公衆衛生に関わる危機について、こうしてはいけないと教科書に載る見本だ」というNYタイムズの意見が辛辣だ。
アメリカは、クルーズ船内の400人以上のアメリカ人を「救出」すべく、チャーター便を手配したとのこと。SNS でモディ首相に「助けて!」と訴えるインド人乗組員の動画も今朝のテレビで流れていた。
確かに、アジアの果ての国で見放されたような状況にある外国人の方たちは、日本人以上に不安な毎日を送っているのだろう。先が見えない、出口が見えない不安…。
数日前に病院に行ったとき、担当の先生が「世界が注目しているのに、日本政府の対応の遅さ・悪さは本当に恥ずかしい」と仰っていたことが改めて思い出された。
日本はすでに「第二の武漢」「第二の震源地」と言われてしまっている。それは取り戻せないが、このあとの対応、「検査体制の強化」「治療体制の整備」「検査機器の開発」「治療法の発見」などたくさんのやるべきことで日本の力を発揮してほしい。
…と、ここでルトスワフスキのピアノ協奏曲が終わった。この曲やはりいいかも ♪ もう一度聴いてみたい…(^^)♪
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