数日前から、コンポーザー・ピアニストというものに興味を持って、その探索手段としてピアノ音楽の作曲家("piano composer")を調べ始めた。
そうしたら、エフゲニー・キーシンが今年のヴェルビエ音楽祭で自作の曲を演奏したという記事が目にはいった。雰囲気からして、アンコール曲ではないかと思われる。
✏️MEET KISSIN THE COMPOSER(動画付き)
曲は "Toccata" というちょっとジャズっぽい、ピアニストのヴィルトゥオージティをアピールするような、喝采を期待できるような曲だ。長さも2分半ほどで、アンコールにはうってつけかも知れない。まぁ、曲としては悪くはないが…。
"Toccata" という曲は超絶技巧を盛り込むにはちょうどよい曲(形式?)なのだろう。たしかシドニー国際ピアノコンクールの新作課題曲もそんなタイトルだったような?…と思って確認したら、こちらはさらに上をいく? "Toccatissimo" だった…(^^;)。
最初にご紹介した記事によると、最近、キーシンは「作曲する時間を取りたい」というようなことを言っているらしいので、今後の「新作」にも期待できるかもしれない。
ついでに、この記事へのコメントに、作曲しているピアニストとしてマルカンドレ・アムランやトリフォノフの名前があがっていた。
マルカンドレ・アムランが作曲もしているのは知っていたが、トリフォノフはそういえばどこかで聞いたことがあるかも…という程度だったので、ちょっとだけネットで調べてみた。
そうしたら、トリフォノフくん、何とピアノ・コンチェルトまで作曲しているらしいのだ。これ(↓)がそうかな?
ざっと聴いた範囲では、正直に言うと「よく分からない」…。そんなに「いいなぁ〜」という部分はなかったが、とりあえず曲にはなっていて、面白いかも…というところがないわけではない。でも全体的にとりとめがなく、つかみどころがない…。いずれ、もう一度聴いてみるか…とは思っている。
で、そう言えば…と思い出したのが、以前「ピアニストが作ったピアノ曲」を集めてみようかと思ったこと。記事にはしてみたが、あとが続かなかった…(^^;)。
"piano composer" については一覧表《20世紀のピアノ音楽作曲家:list》まで作ってしまったので、ボチボチやるとしても、並行して「お気に入りピアニスト」がピアノ曲を作ってないかどうか少しチェックしてみようかと思っているところである ♪
【関連記事】
《ミゲル・デル・アギラのピアノ曲いい♪:現代ピアノ音楽作曲家探索》
0 件のコメント:
コメントを投稿