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左手がやや不調なこともあり、そして前の曲のモーツァルトがうまく行かなかったこともあり、ちょっとしたスランプ状態かもしれず、気分的にもちょっと低空飛行ぎみなのだが…。こういう状態でも、私にとってベートーヴェンは特別な存在のようだ。とくにソナタの緩徐楽章には心惹かれるものを感じる。
他の候補曲としては、今回発見したショパンのピアノソナタ第1番の第3楽章をあげていたのだが、やはり多様なポリリズムが出来そうもないので諦めた。好みとしてもベートーヴェンの方が優った。
ちなみに今回、なぜかバッハ(バロック)、ロマン派(シューベルトなど)、ドビュッシー(近現代)などは、あまり弾く気になれなかった。気分は「古典派」なのかな…(^^;)?
改めて、どんな曲なのか確認してみる。PTNAの解説によると、
「op.2の3曲は共に師であるハイドンに献呈されているが、この第3番は前2作と比べると、少々間に合わせの感が否めない」
…と手厳しい。
今回候補にあげた曲はどうもあまり評価が高くないようだ…(^^;)。ショパンの第1番もほとんど習作扱いで弾かれることは滅多にない…らしい。
それでもいろいろ見てみると、Wikipedia では次のように褒めてあるので、世の評判もいろいろあるようだ。自分の感性を信じることにしよう…(^^)♪
「作品2の3曲のピアノソナタは…それぞれが作曲者の異なる側面を写し出しており、本作(第3番)はその中でも最も華麗な仕上がりをみせている」
それはさておき、第1楽章がハ長調で書かれているのに対し、第2楽章は、3度上のホ長調で書かれている。これは「3度関係で調性を構築する後年のベートーヴェンの様式を先取している」(PTNAより)とのこと。
形式としては、この記事の冒頭に示したA部分と下記のようなB部分が交互に繰り返されるロンド形式、または [A-B-A-B-A] の五部形式(初めて聞く言葉だけど…)である。
B
技術的には、B部分の、旋律的なフレーズをきれいに際立たせられるか、というのが課題になりそうだ。右手のアルペジオ伴奏(というより、部分的にはこれ自体がメロディーのようにも聞こえる)に乗せて、左手が交差して高音部分を弾くので、ややもすると埋もれてしまいそうだ。
昨日から譜読みを始めて、まだ途中だが、思ったより指使いが難しい、というか確定するまでに時間がかかりそうだ。でも、気持ちよく練習できそうなので、この曲を選んで正解だと思っている…(^^)♪
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