最近、コンサート情報のチェックをサボっていたら、突然「チケットぴあ」から「リュカ・ドゥバルグ(p) プリセールのお知らせ」が届いた。
ルカくん(どうも「リュカくん」だと語呂が悪い…)、今年はもう日本に来ないと思っていたので、まさに「青天の霹靂」「えっ!来るの?」という感じ。しかも、ソロ・リサイタル。
で、曲目は?と見ると、ピアノ・ソナタ4曲(モーツァルト、シューベルト、シマノフスキ、プロコフィエフ)。これは聴きに行くしかないだろうと、即購入した!
リュカ・ドゥバルグ ピアノ・リサイタル
2016年12月1日(木) 19:00
浜離宮朝日ホール
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K310
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 Op.143 D784
シマノフスキ:ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 Op.21
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第3番 イ短調 Op.28「古いノートから」
リュカ・ドゥバルグは、2015年のチャイコフスキー国際コンクールで4位入賞した。しかし、本当は1位なのでは?などといったコメントが審査員の中からも出て、ちょっとした騒ぎになった。で、それもあって、モスクワ音楽批評家協会賞というものを受賞している。
私は、このときの第2ラウンドで、メトネルとラヴェルを聴いて以来の大ファンである。まさに「音楽が聴こえてくる演奏」をする。
今年の6月7日、ギドン・クレーメルとの共演で初来日した。このときの演奏もよかった(↓)のだが、ソロがラヴェルの「ガスパール」1曲だけだったのが、ちょっと心残りであった。
なので、12月のソロ・リサイタルは「待ってました!」という感じである…(^◇^)♪。
…なのだが、一方ではすこし心配もしている。
そもそも十分に修行・経験を積んだピアニストではないので、コンサートやリサイタルよりも、もっと時間をかけて修行を積んで、レパートリーも増やして欲しいとも思う。
音楽事務所やCDレーベルが彼を消耗させないことを祈っている。個人的な期待としては、間違いなく大物に育つピアニスト・音楽家だと思っているので…。
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